●イソプロテレノール
栄養・生化学辞典
イソプロテレノール
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世界大百科事典 第2版
イソプロテレノール【isoproterenol】
交感神経興奮薬で,β‐アドレナリン作動性受容体を興奮させる作用が強い。循環系に対しては,心臓の拍動数と収縮力を増大させ,末梢血管を拡張させる。平滑筋に対しては弛緩作用をもつが,気管支平滑筋でその作用はとくに顕著である。そのほか腸管,子宮などの運動も抑制する。血糖上昇作用はアドレナリンより弱いが,血中遊離脂肪酸上昇作用は同程度である。肝臓その他で主としてカテコール‐o‐メチルトランスフェラーゼによって代謝される。
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