@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

イベリス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

イベリス
Iberis; candytuft
アブラナ科イベリス属の総称。南ヨーロッパ,北アフリカ,西アジアなどに約 30種が分布する一,二年草または多年草で,低木状になるものもある。園芸店では一般にキャンディタフト英名で扱われている。なめらかな葉は互生し,線形,へら状,または羽状に裂ける。花は散房または総状花序を形成し,4枚の花弁のうち,花序の内側の2枚が小さく,外側の2枚が大きいのが特徴。花色は白色,桃色,紫紅色などで,4~6月にかけて咲く。庭で栽培される種としては,白花で草丈 20~30cmのイベリス・アマラ (→マガリバナ ) が最も一般的。切り花としては,草丈 30~70cmになるイベリス・ウンベラータ I.umbellataが普及している。白色,桃色,紫紅色など多彩であり,分枝が多いのが特徴。日当りと水はけのよい場所を好み,じょうぶで土質はあまり選ばない。種子は一,二年草は秋まき,多年草は春から初夏にかけてまく。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

イベリス【candytuft】
地中海沿岸地方に30~40種分布しているアブラナ科の草本植物。多くの種が花壇,ロックガーデン,鉢物などに栽植される。花は総状の無限花序につくが,短縮して散房状につくように見えるものもある。4枚の花弁を有する十字状花であるが,花茎に対して外側の2枚は大きく内側の2枚は小さく,左右相称花となる。果実扁平。花壇や鉢植えには次の種類が栽培される。イベリス・アマラ(和名マガリバナ)I.amara L.は花は白色で芳香があり,はじめ散房状に咲くが後に総状となる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

イベリス
いべりす
[学] Iberis

アブラナ科(APG分類:アブラナ科)の1属名。マガリバナともいう。耐寒性の一年草または多年草。西アジアから南ヨーロッパ、北アフリカへかけて約40種分布する。多く栽培されるのは、一年生種では、イベリス・アマラI. amara L.と、イベリス・アンベラータI. umbellata L.で、前者は草丈15~20センチメートルで、4~5月ごろ白色十字形花を短穂状に密に開き、芳香がある。後者は草丈10~15センチメートルでよく分枝して茂り、4~5月ごろ赤、桃、茶紫、白色などの十字形花を総状に開く。両種とも秋播(ま)き一年草として扱い花壇の縁どりや切り花によい。多年生種ではイベリス・センパービレンスI. sempervirens L.が栽培され、草丈は15~20センチメートル、5月ごろ、よく分枝して茂る枝先に白色の小花を総状に多数集まって開く。ロック・ガーデンや花壇の縁どりによく春播きで翌春から花をつける。

[柳 宗民 2020年11月13日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

イベリス」の用語解説はコトバンクが提供しています。

イベリスの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation