●インカ帝国【インカていこく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インカ帝国
インカていこく
Inca empire
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デジタル大辞泉
インカ‐ていこく【インカ帝国】
[補説]インカ帝国はヨーロッパ人による呼称。インカ人は自身の国土をタワンティンスーユ(「四つの地方」の意)と称した。
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世界大百科事典 第2版
いんかていこく【インカ帝国】
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精選版 日本国語大辞典
インカ‐ていこく【インカ帝国】
出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版
インカ帝国
インカていこく
Inca
12世紀前半に高地の巨石文化が統一され,15世紀には最盛期を迎えて,パチャクテックの治世に現在のエクアドルからチリに至る南北約4000㎞におよぶ大帝国となった。海抜3800mの地に首都クスコがあり,国王すなわちインカは神の化身で太陽の子と考えられ,国土のすべてを独占的に所有し,強大な軍隊と共同体組織によって全住民を支配した。トウモロコシ・馬鈴薯 (ばれいしよ) ・甘藷 (かんしよ) などの農耕が段々畑で営まれ,太陽神を最高神とする多神教信仰が行われた。冶金 (やきん) 術はマヤ文明,アステカ王国の文明よりも発達し,青銅・金・銀製の器具が製作されたが,天文・暦学は劣っていた。車・鉄器の使用は知らず,16世紀初めにクスコとキトの両勢力に分裂し,1533年スペインのピサロに滅ぼされた。文字はないが,キープと呼ばれる結縄の記録方法が有名。
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