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インダクタンス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

インダクタンス
inductance
コイルを流れる電流を変化させたとき電磁誘導によりそのコイル,あるいはほかのコイルに発生する起電力の大きさを表わす量。誘導係数ともいう。単位ヘンリー記号H。1秒間に 1Aの割合で電流が変化したとき,1Vの起電力を生じるものを1ヘンリーという。電流変化のあったコイル自体の導を表わす自己インダクタンスと,ほかのコイルへの誘導を表わす相互インダクタンスに区別されるが,単にインダクタンスといえば前者をさす。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

インダクタンス(inductance)
一つのコイルに流れる電流が変化して誘導起電力が現れる場合に、この起電力が電流の変化する速さに例するときの比例定数電磁誘導の大きさを表し、単位はヘンリー。誘導起電力をもつ回路素子をさすこともある。

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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

インダクタンス【inductance】
電気回路要素の性質を表す量の一つで,電圧と電流変化率との比。単位はV・s/A(またはWb/A)で,これをヘンリー(記号H)と名付ける。電圧と電流との関係を定める要素には,電気抵抗(電圧と電流との比),インダクタンス(電圧と電流変化率との比),キャパシタンス(電流と電圧変化率との比)の3種がある。それぞれの素子は抵抗器,コイル,コンデンサーである。コイルに電流を流すと,それに比例した磁束が生じ,磁束の変化率に比例した起電力(電圧)が発生するから,結果的に電圧は電流変化率に比例する。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

インダクタンス【inductance】
ある回路を貫く磁束とその磁束を生じさせている電流との比。電磁誘導の大きさを表す磁束がその回路自身の電流によって生ずる場合を自己インダクタンス、他の回路の電流によって生ずる場合を相互インダクタンスというが、多くは前者の場合に用いる。また、インダクタンスをもつ回路素子をさす場合もある。 MKSA 単位はヘンリー(記号 H )。誘導係数。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

インダクタンス
いんだくたんす
inductance
一つの電気回路、あるいは隣接する複数の電気回路において、その回路自身の電流が変化するか、または他の回路の電流が変化すると、電磁誘導によって電流の変化割合に比例する大きさの起電力が生ずる。この比例定数をインダクタンスあるいは誘導係数という。前者を自己インダクタンスまたは単にインダクタンス、後者を相互インダクタンスという。単位は、毎秒1アンペアの割合で電流が変化するとき1ボルトの起電力を生ずるインダクタンスを1ヘンリー(H)と定めてある。自己インダクタンスの記号はL、相互インダクタンスの記号はM[布施 正・吉澤昌純]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

インダクタンス
〘名〙 (inductance)
① 交流回路における電磁誘導の大きさを表わす定数。単位時間に回路を流れる電流の変化量と、それによって誘起された起電力との比例定数として表わされる。MKS単位はヘンリー(H)。自己インダクタンスと相互インダクタンスがある。
② インダクタンスをもつ回路素子をさしていう。誘導係数。

出典:精選版 日本国語大辞典
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