●ウィンザー公【ウィンザーこう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ウィンザー公
ウィンザーこう
Windsor, Prince Edward, duke of
[没]1972.5.28. パリ
イギリスの国王 (在位 1936.1.~12.) 。ビクトリア女王の孫,ジョージ5世 (在位 1917~36) の長男に生れ,1936年1月即位しエドワード8世となったが,同年南フランスに旅行,そのとき招いた友人グループの1人であったウォリス・ウォーフィールド・シンプソン夫人との結婚問題で同年 12月退位,ウィンザー公となった。第2次世界大戦中ドイツがウィンザー公に接近しようとしたため,西インドのバハマ諸島の総督に任命され,戦後はフランスに居住した。
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デジタル大辞泉
ウィンザー‐こう【ウィンザー公】
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世界大百科事典 第2版
うぃんざーこう【ウィンザー公】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
ウィンザー公
うぃんざーこう
Duke of Windsor (Edward Ⅷ)
(1894―1972)
イギリス国王(在位1936年1~12月)。後のイギリス国王ジョージ5世の長男として生まれ、父の国王即位により、1911年皇太子となった。第一次世界大戦に従軍したのち、20年代には世界各地を歴訪し、イギリス帝国内の世論がイギリスから離反するのを防ぐため尽力した。36年父王の死去によってエドワード8世として即位。その年、アメリカ人シンプソン夫人との恋が表面化した。離婚歴をもつ夫人との結婚を国王が決意したことで国論は分裂し、王は退位して夫人との結婚を選んだ。その後はウィンザー公として、夫人とともに、主としてフランスで静かな生活を送った。
[木畑洋一]
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20世紀西洋人名事典
ウィンザー公
Duke of Windsor
1894 - 1972
英国国籍。
元・英国国王。
英国国王ジョージ5世の長男、エリザベス女王の伯父で、1911年父の国王即位により皇太子となる。第一次世界大戦で従軍し、’20年代には世界を歴訪し国内世論がイギリスから離反しないよう尽力する。’36年王の死去によりエドワード8世となり即位する。しかし、同年離婚歴のあるシンプソン夫人との恋が表面化し、国論は分裂し王は退位して結婚する。その後ウィンザー公としてフランスで夫人と生活する。’40年バハマ諸島総督となり、’67年30余年ぶり夫妻が認められる。
出典:日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)
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精選版 日本国語大辞典
ウィンザー‐こう【ウィンザー公】
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旺文社世界史事典 三訂版
ウィンザー公
ウィンザーこう
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