●ウクバ・ブン・ナーフィー
世界大百科事典 第2版
ウクバ・ブン・ナーフィー【‘Uqba b.Nāfi‘】
?‐683
ウマイヤ朝の北アフリカ総督。エジプトの征服者アムル・ブン・アルアースの甥。663‐670年にかけてリビアからチュニジアの征服を完了。670年チュニジアに軍営都市カイラワーンを建設し,以後の北アフリカ征服の拠点とした。680年一軍を率いてマグリブに長征し,モロッコのアガディールの北で大西洋に達した。帰途ベルベル人との戦闘でビスクラ付近で戦死した。【花田 宇秋】
ウマイヤ朝の北アフリカ総督。エジプトの征服者アムル・ブン・アルアースの甥。663‐670年にかけてリビアからチュニジアの征服を完了。670年チュニジアに軍営都市カイラワーンを建設し,以後の北アフリカ征服の拠点とした。680年一軍を率いてマグリブに長征し,モロッコのアガディールの北で大西洋に達した。帰途ベルベル人との戦闘でビスクラ付近で戦死した。【花田 宇秋】
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