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ウラシル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ウラシル
uracil
リボ核酸を構成するピリミジン塩基の一つ。デオキシリボ核酸には含まれない。構造は2,4-ジオキシピリミジン (分子式 C4H4N2O2 ) 。多くはヌクレオチドとして細胞内に存在し,多糖類の合成などの中間代謝で重要である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ウラシル(uracil)
核酸の構成成分の一。RNAリボ核酸)にだけ含まれ、ピリミジン塩基の一。DNAから転写されるときにチミンの配列場所に組み込まれ、アデニンと対応する。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

ウラシル
C4H4N2O2 (mw122.09).

 ピリジン塩基の一つで,RNAの構成成分であるほか,UDPグルコースの構成成分として,グリコーゲン合成においてのグルコースの活性化に関与する.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

うらしる【ウラシル】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ウラシル【uracil】
ピリミジン塩基の一。化学式 C4H4N2O2 リボ核酸( RNA )を構成する成分の一つで、遺伝情報が移されるときはアデニンと対応する。略号 U 。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ウラシル
うらしる
uracil
広く生物界に存在するピリミジン塩基の誘導体で、リボ核酸(RNA)中に含まれている。無色の針状晶で、分子量は112。尿素とリンゴ酸とを発煙硫酸によって縮合させることにより合成できる。水には難で、有機溶媒にはほとんど溶けないが、温水には溶けやすく、アルカリにはエノール形(エチレン結合の一端にヒドロキシ基が結合した結合様式)となって溶ける。酸に対しては安定で、シトシンとは異なる。ウラシルは、遺伝現象やタンパク質の生合成などに関係する核酸の構成成分として重要な化学物質であるが、他の核酸塩基、アデニン、グアニン、シトシンのようにDNA(デオキシリボ核酸)にもRNAにも含まれるのではなく、RNAだけに含まれる。特殊なウイルスなどの場合を除いて、RNAは、RNA合成酵素がDNAの塩基配列を写しとることによって合成されるが、その際DNA中でチミンが配置されていた場所については、ウラシルが置き換わってRNA中に組み込まれる。またウラシルは、糖類の生合成に前駆体物質として重要な役割を果たすUDP(ウリジン二リン酸)グルコースなどの糖ヌクレオチド類の構成成分としてもきわめて重要である。[笠井献一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ウラシル
〘名〙 (uracil) 核酸の構成成分の一つ。RNA(リボ核酸)に含まれる、ピリミジン塩基の一つ。DNAから転写されるときに、チミンの配列場所に組み込まれ、アデニンと対応する。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

ウラシル
ウラシル
uracil

2,4(1H,3H)-pyrimidiendione.C4H4N2O2(112.09).ピリミジン塩基の一つ.シトシンとともにリボ核酸塩基として生体内に広く存在する.尿素とプロピオル酸(アセチレンカルボン酸)をリン酸の存在下に縮合させると得られる.針状晶(水).融点335~338 ℃(分解).λmax 259 nm(ε 8.20×103,pH 2).熱水に易溶,冷水,有機溶媒に難溶.[CAS 66-22-8]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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