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ウラン濃縮と核開発

朝日新聞掲載「キーワード」

ウラン濃縮と核開発
自然界にあるウランは、爆発的な力につながる核分裂を起こしにくいウラン238という物質がほとんどで、核分裂をしやすいウラン235が0・7%程度含まれる。このわずかなウラン235の比率を高める工程濃縮と呼ぶ。気化させたウランを何度も遠心分離器にかけ、重さの違いを利用して徐々にウラン235の割合を高める。この製造工程は、原爆原料原発燃料に共通する。原発には濃縮度5%程度までの低濃縮ウランを使い、原爆は90%程度まで高める。イランは医療用の放射性物質を生産する研究炉に使うとして、かつて20%の濃縮ウランを製造していた。核爆弾1発を製造するには、濃縮度20%のウラン250キロ程度が必要とされる。遠心分離機を使って20%まで高めれば、全体の濃縮工程の大部分を終えたことになり、90%までは比較的短期間で上げられるという。
(2019-07-08 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

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