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ウルシ科【ウルシか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ウルシ科
ウルシか
Anacardiaceae
双子葉植物ムクロジ目の1科。 60属 600種ほどが熱帯地方を中心に分布する。北半球温帯,特に東アジアと地中海周辺にも種類が多い。おもに高木または低木で,葉は互生,まれに対生または3輪生し,羽状複葉や3出複葉が普通である。花は小さな5数花で,多数集って円錐花序をつくる。果実は大半の種で核果となる。樹脂を含むものが多く,しばしば有毒ウルシ (漆)カシューノキなどは塗料原料の樹脂を産し,マンゴーなどは果樹として重要である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ウルシ科
うるしか
[学]Anacardiaceae
双子葉植物、離弁花類。高木、低木または藤本(とうほん)。葉は3出または羽状複葉。樹脂道があり、幹に傷つけると多量の樹液を分泌する。花は小さく5数性で放射相称。子房は1~5室で、各室に下部から上向する1個の胚珠(はいしゅ)がある。果実は液果状で、中に1個の大きな種子をもつ。温帯から熱帯に分布し、60属600種ほど知られ、日本にはウルシ属5種、チャンチンモドキ属1種が野生する。ウルシの樹脂から漆をとり、ハゼノキの中果皮から木蝋(もくろう)をとり、ヌルデの葉の虫こぶの五倍子(ごばいし)はタンニンの原料である。マンゴー、カシューノキ、ピスタチオなどは熱帯の果樹として知られる。[山崎 敬]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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