●ウルミエ
世界大百科事典 第2版
ウルミエ【Urūmīye】
イラン北西部,西アゼルバイジャン州の州都。人口39万6000(1994)。イラン最大のウルミエ湖の西岸に位置する(同湖は排水口のない内陸湖のため,季節により面積を異にし,平均湖面面積は6000km2)。標高1337mにあり,近郊オアシス地域で栽培された果物などが集荷される。市の住民は,トルコ人,クルド族,キリスト教徒からなり,かつてはゾロアスター教徒の聖地としても有名であった。市内にはセルジューク朝期に建設された美しい主モスクがあり,教会もある。
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デジタル大辞泉
ウルミエ(Urmê)
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