●エジソン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エジソン
Edison, Thomas Alva
[没]1931.10.18. ニュージャージー,ウェストオレンジ
アメリカの発明家,企業家。年少の頃から正規の教育を受けず,図書館などで独学。非常な努力家で,列車内で,新聞売り子をしながら実験室をつくった逸話は有名。 1863年電信技師となり,各地を放浪。その間手当り次第に科学雑誌を読破。特に M.ファラデーの『電気学の実験的研究』に魅せられた。 68年投票記録機で最初の特許を得たが,需要がまったくなく,不成功に終った。それ以後需要のあるものだけの発明に専心し,数々の発明品を世に送った。 76年メンローパークに応用科学研究所を創設。 1000件をこす発明を達成し,企業化に努力した。蓄音機 (1877) ,白熱電球 (79) ,活動写真 (91) などの発明は人々の生活を一変させた。彼には 83年のエジソン効果の発見のように純科学的業績もあり,自然科学者としても十分に通用する人であった。
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デジタル大辞泉
エジソン(Thomas Alva Edison)
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世界大百科事典 第2版
エジソン【Thomas Alva Edison】
アメリカの発明家,電気技術者。二重電信機,スズ箔蓄音機,カーボンマイクロホン,白熱電球,映画,アルカリ蓄電池,謄写印刷機などを発明,または改良したことで非常に著名である。貧しい材木商兼穀物商の家に生まれ,小学校には数ヵ月しかいかずに母親から教育を受けた。少年時代から彼は電気や化学の実験に熱中した。南北戦争前後の当時は鉄道と電信網の急速な発展時代であった。エジソンは12歳のときに列車に乗り込む新聞売子となり,長距離列車の車内で新聞を発行するなどの商才を示した。
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大辞林 第三版
エジソン【Thomas Alva Edison】
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精選版 日本国語大辞典
エジソン
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