●エフェソス
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エフェソス
Ephesos; Ephesus
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デジタル大辞泉
エフェソス(Ephesos/Έφεσος)
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世界大百科事典 第2版
エフェソス【Ephesos】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
エフェソス
えふぇそす
Ephesos
トルコ、小アジアの西海岸に栄えた古代都市。『新約聖書』ではエペソと書かれる。紀元前11世紀末ごろに建設され、イオニア12都市の一つとして、前6世紀ごろから植民と貿易により発展した。万物流転を説く哲人ヘラクレイトス、詩人カリノスもここから出た。この地に建立されたアルテミス神殿は、古代七不思議の一つに数えられる壮麗な建物であった。ローマ支配下にもアジア州の州都として栄え、紀元後53年から約2年間、使徒パウロがここに滞在して伝道し、教会を建て、『新約聖書』の「コリント書」「ガラテヤ書」を書いた。使徒ヨハネも聖母マリアを伴い、晩年ここに住んだと伝えられている。262年、ゴート人が侵入して市街と神殿を破壊、その後復興したが、昔日の繁栄は回復しなかった。431年エフェソス公会議が開かれ、15世紀後半には一寒村と化し、19世紀後半からオーストリア考古学協会の発掘によって古代の栄えが世に示された。
[秀村欣二]
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精選版 日本国語大辞典
エフェソス
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