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エリクソン【えりくそん】

日本大百科全書(ニッポニカ)

エリクソン(John Ericsson)
えりくそん
John Ericsson
(1803―1889)
スウェーデン生まれのアメリカの機械技術者。鉄鉱山師、運河測量士、陸軍の測地技師を勤めたのち、1826年ロンドンに渡り、蒸気機関、機関車を研究し、効率が低くてボイラーがしばしば爆発する蒸気機関にかわる熱空気機関の実用化を研究した。船舶用機関に関心を向け、1836年にスクリュー推進機の特許をとり試験船を建造したが、イギリス海軍は彼の設計を採用しなかったため、1839年アメリカに渡り、海軍用艦船の建造にあたり、同年にスクリュー推進軍艦が初めて進水した。熱空気機関を備えた揚水用機関ものちにライダー・エリクソン・エンジン社によって開発された。この会社の製品が1台、東京工業大学の熱工学研究室に保存されている。彼の名を高めたのは南北戦争のときである。1861年アメリカ海軍の要求により、北軍が使用する最初の装甲砲艦モニター号を建造した。この艦は1862年3月9日、南軍のメリマック号の駆逐に成功した。この蒸気甲鉄艦相互の最初の海戦は海軍造艦技術の転機となり、彼は戦後も諸外国に依頼されてモニター型軍艦を建造した。1870~1888年は太陽熱機関の設計、太陽・引力・潮汐(ちょうせき)のエネルギー開発を研究した。[山崎俊雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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