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エレア学派【エレアガクハ】

デジタル大辞泉

エレア‐がくは【エレア学派】
前6世紀後半から前5世紀初めにかけて、南イタリアのエレア(Elea)に興った古代ギリシャ哲学一派。運動変化を否定して一元論をいた。パルメニデスゼノンらが有名。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

エレアがくは【エレア学派】
前6世紀の後半,南イタリアのエレアElea市に興った哲学の一派。パルメニデスをとし,ゼノン,メリッソスと続いた。感覚される事実を虚妄とし,思惟される事実こそ実と宣言したパルメニデスは,日常経験からは疑いえぬ明白な事実である生成,変化,運動,多を全面的に否定し,弟子たちもこの説を側面から擁護した。この派の論理はそれまでの哲学の基盤根本から揺るがし,以後の哲学の歴史に新たな局面を開くことになった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

エレア学派
えれあがくは

南イタリアのナポリ南東の古代ギリシアの植民市エレアに、紀元前5世紀に生じた哲学の一学派。その特徴は鋭い論理的な思考にある。真に存在するのは不生・不滅・不変のト・エオン(在るもの)だけであるとする一元論の立場から、多が在ること、運動変化が在ることを否定し、現象界の多くのものやその運動変化をとらえる感覚を迷妄であるとしたため、一つの根本物質が運動変化して多くのものが生じるとするイオニア学派の自然哲学は論破され、宇宙論は成り立たなくなった。しかし、ついで多数の根本物質を認めるエンペドクレスやアナクサゴラスが出現し、宇宙論はふたたび救出されることになる。この学派に所属する人々は、エレア出身のパルメニデスとその弟子ゼノン、サモスのメリッソスなどであるが、多神論を攻撃した放浪の詩人クセノファネスを、この学派の始祖とする見方もある。メリッソス以後この学派は滅びたらしい。

[鈴木幹也]

『ジャン・ブラン著、鈴木幹也訳『ソクラテス以前の哲学』(白水社・文庫クセジュ)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

エレア‐がくは【エレア学派】
〘名〙 紀元前六世紀後半から紀元前五世紀初め、南イタリアのギリシア植民都市エレア(Elea)でパルメニデスの創始したといわれる哲学学派。厳密な論理により一切の多様性と生成変化を否定し、真の存在は単一で不変であると説いた。代表者は創始者のほか、ゼノン、メリッソスなど。エレア派。

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