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エレウシス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

エレウシス
Eleusis
古代ギリシアアッチカの都市。現エレフシスアテネの西にあり,おそらく前7世紀までは独立していたが,その後アテネに併合され,395年には西ゴート首長アラリック2世に破壊され,荒廃。デメーテル神殿とそこで毎年9月に行われたデメーテルとその娘の冥府の女王ペルセフォネを祀る密儀によって名高い。この密儀は,ペルセフォネをハデスにさらわれたのを怒ったデメーテルが,神界を去り人間界を放浪したおりに,最後に滞在したエレウシスで王の一家から受けたあたたかいもてなしを感謝するために,女神自身によって創設されたといわれる。女神によって最初の麦の穂が生み出されて,エレウシスの王子トリプトレモスがその栽培を世界に広める役に任じられたことを記念する農業の祭りとしての意味をもつと同時に,これに入信した者には死後の世界における幸福が保証されると信じられた。古代を通じて全ギリシア人の熱心な崇敬の対象となった。ただし入信者は儀式の内容を口外することを禁止されていたため,具体的な細目はほとんど不明である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

エレウシス(Eleusis)
《「エレフシス」とも》現在のアテネの北西にあった古代都市豊作の女神デメテルとその娘ペルセフォネ(別名コレー)の密儀が行われた神殿遺跡が残る。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

エレウシス【Eleusis】
ギリシアの首都アテネの西方約20kmに位置し,現在はセメント石油精製,鉄鋼業を中心とする工業の町。人口2万(1981)。エレフシスElevsísともいう。古代にはここで毎年行われていた秘儀で有名であった。デメテルとコレ(ペルセフォネ)を主神とする神域は,ミュケナイ時代にすでに祭祀の場であったらしいが,これとデメテル信仰との直接の関係は不明である。ミュケナイ時代のデメテル信仰の存在は現在までのところ確証されていない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

エレウシス【Eleusis】
アテネ西方にある古代ギリシャの聖地。古代には農業神デメテルとペルセフォネ(コレー)の母娘神をまつる秘儀が行われ、ギリシャ各地から多くの人々が参集した。ミケーネ時代の神殿・住居跡が発掘されている。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

エレウシス
(Eleusis) ギリシア、アテネ北西方の都市。古代にはデメテルとその娘ペルセフォネの聖地で、その遺跡がある。

出典:精選版 日本国語大辞典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

エレウシス
えれうしす

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