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エンテレケイア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

エンテレケイア
entelecheia
アリストテレスの用語で,終極状態にあることを味する。彼によれば,生成可能態にある質料が目的 telosである形相を実現することにあり,その実現された状態もしくは形相そのものがエンテレケイアである。すなわちそれは完全現実態であり,実現態とも訳される。現実態を表わすエネルゲイアと同義であるが,後者のほうは活動的な面を強調する。スコラ哲学に継承されたこの概念は,近世ではライプニッツモナドの同義語として用い,実現力の意味を強調した。その延長上にドリーシュ生気論があり,そこではエンテレケイアは因果性をこえた生物の生命原理として主張されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

エンテレケイア(〈ギリシャ〉entelecheia)
アリストテレス哲学で、デュミナス(可能態)としての質料がその形相を実現して現実に存在し、そのものの機能を十分に発揮している状態。完全な現実態。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

えんてれけいあ【エンテレケイア】

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

エンテレケイア
〘名〙 (entelekheia)
① アリストテレス哲学の中心概念。あらゆるものはその可能性の実現に向かって進むとする原理。また、それが実現された状態。
② ドリーシュの「新生気論」における重要概念の一つ。生命現象の原因となるような一種の活力をいう。

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