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エンプソン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

エンプソン
Empson, Sir Richard
[生]? トースター
[没]1510.8.17. ロンドン
イギリスの財務行政官。 1491年より下院議員,次いで議長。一方ヘンリー7世の治世当初より E.ダッドリーとともに財務管理に抜擢され,過酷な課税罰金取立てによって王室財政を富ませた。しかし国民の恨みを買って,ヘンリー8世治世に入ると逮捕され,反逆罪のかどで処刑された。

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エンプソン
Empson, William
[生]1906.9.27. ヨークシャー,ヨークフリート
[没]1984.4.15. ロンドン
イギリスの詩人,批評家。 1931~34年東京文理科大学講師。 53~71年シェフィールド大学英文学教授。ケンブリッジ大学で数学を専攻し,のち文学に転じた。『曖昧の七つの型』 Seven Types of Ambiguity (1930) で詩語の意味の重層性を強調,『詩集』 Poems (35) ,『つのる嵐』 The Gathering Storm (40) でそれを実践。『田園詩の諸形態』 Some Versions of Pastoral (35) ,『複合語の構造』 The Structure of Complex Words (51) ,『ミルトンの神』 Milton's God (61) などの評論は当初の立論を広く社会的歴史的背景において展開しようとしたもの。 I.A.リチャーズに次ぐ科学的分析的批評の開拓者で,「新批評」の先駆をなした。 (→曖昧 )  

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デジタル大辞泉

エンプソン(William Empson)
[1906~1984]英国批評家詩人ケンブリッジ大学在学中に書いた評論「曖昧の七つの型」で、ニュークリティシズムへの道を開いた。詩風は難解。日本の大学で教鞭(きょうべん)をとったこともある。詩集「吹き募る」、評論集「複合語の構造」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

エンプソン Empson, William
1906-1984 イギリスの詩人,批評家。
1906年9月27日生まれ。昭和6年(1931)来日し,東京文理大と東京帝大で3年間おしえた。詩風は難解で奇抜。ケンブリッジ大在学中にかいた批評集「曖昧(あいまい)の七つの型」は有名。1984年4月15日死去。77歳。ヨークシャー出身。詩集に「吹きつのる嵐」など。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

エンプソン【William Empson】
1906‐84
イギリスの詩人,批評家。20世紀の英米批評の革命にもっとも大きな役割を果たした一人。ケンブリッジ大学ではじめ数学を専攻,のちI.A.リチャーズの影響で英文学に変わった。知的で簡潔,しかし堅牢精緻な様式,構成と晦渋な比喩奇想にみちた詩は,寡作ながら,後輩詩人,とりわけ1950年代の反ロマン主義的な傾向をもつ〈ムーブメント〉派の詩人たちに大きな影響を与えた。しかし,文学界に詩よりも大きな影響を与えたのは彼の批評的方法だろう。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

エンプソン
えんぷそん
William Empson
(1906―1984)

イギリスの批評家、詩人。ケンブリッジ大学で初め数学を専攻、のち文学に転じI・A・リチャーズに学ぶ。在学中に書き一躍有名になった『曖昧(あいまい)の七つの型』(1930)は分析批評の方向を決定した画期的論文で、アメリカのいわゆる「新批評(ニュー・クリティシズム)家」たちに大きな影響を及ぼした。この分野にはほかに『牧歌の諸相』(1935)、『複合語の構造』(1951)、『ミルトンの神』(1961)などがある。他方、難解な詩風で知られる詩を書き、『詩集』(1935)、『風雲』(1940)、『全詩集』(1955)などで自己の詩論を作品化した。1931年(昭和6)から3年間東京文理科大学(現、筑波(つくば)大学)で教えたこともある。1953年からシェフィールド大学英文学教授を務めた。

[外山滋比古]

『星野徹訳『曖昧の七つの型』(1972・思潮社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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