●エーベルト
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エーベルト
Ebert, Friedrich
[没]1925.2.28. ベルリン
ドイツの政治家。馬具師から労働運動,政治活動に転進,1905年社会民主党書記長,12年国会議員,13年同党党首。党内では右派。 18年 10月バーデン公マックス内閣の閣僚,同年 11月のドイツ革命勃発後,首相の地位を譲られ帝政最後の宰相を 24時間つとめた。革命後は独立社会民主党の H.ハーゼと並んで人民代表委員会の議長。プロレタリア独裁を好まず,革命は民主主義に基礎をおくべきだとして 19年1月制憲国民議会選挙を実施,2月初代大統領に選出されたが在職中に死去。
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デジタル大辞泉
エーベルト(Friedrich Ebert)
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世界大百科事典 第2版
エーベルト【Friedrich Ebert】
ドイツのワイマール共和国初代大統領。在任1919‐25年。1889年社会民主党に入党,馬具職工組合で活躍。ブレーメンで党新聞編集者,市会議員,組合役員の経験を積む。1905年党中央幹部会書記に選ばれ,13年ハーゼと並ぶ党議長に就任。精力的な実務家で改良派として知られ,党機構の整備,中央集権化,左派の排除を推進。第1次世界大戦に際しては,戦争協力と労働者の地位向上をめざす城内平和路線をとる。17年の党分裂後は多数派を率い,革命期の人民委員会政府の中心に立ち,軍部と結び急進左派やレーテ運動を抑圧。
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367日誕生日大事典
エーベルト
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精選版 日本国語大辞典
エーベルト
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旺文社世界史事典 三訂版
エーベルト
Friedrich Ebert
ヴァイマル(ワイマール)共和国の初代大統領(在任1919〜25)
1913年以来,ドイツ社会民主党の指導者。第一次世界大戦には右派を率いて政府に協力した。1918年ドイツ革命で成立した共和国政府の首相に就任。1919年臨時大統領,ついで初代大統領となって左右両勢力と対抗し,共和国の安定と復興につとめた。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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