●オットー[1世]【オットー】
世界大百科事典 第2版
オットー[1世]【Otto I】
912‐973
ザクセン朝第2代のドイツ国王,在位936‐973年。神聖ローマ皇帝,在位962‐973年(967年以降はオットー2世との共同皇帝)。父ハインリヒ1世の後をうけて王朝の基礎を確立し,ドイツの国家統一を強力に推進した。当時のドイツはザクセン,フランケン,ロートリンゲン,シュワーベン,バイエルンの自立性の強い諸部族大公領から成っていたが,オットーはこれを抑えるため近親者を部族大公に配し,国家統一の強化を図った。
ザクセン朝第2代のドイツ国王,在位936‐973年。神聖ローマ皇帝,在位962‐973年(967年以降はオットー2世との共同皇帝)。父ハインリヒ1世の後をうけて王朝の基礎を確立し,ドイツの国家統一を強力に推進した。当時のドイツはザクセン,フランケン,ロートリンゲン,シュワーベン,バイエルンの自立性の強い諸部族大公領から成っていたが,オットーはこれを抑えるため近親者を部族大公に配し,国家統一の強化を図った。
出典:株式会社平凡社
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