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オリュンピア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

オリュンピア
Olympia
古代ギリシア,ペロポネソス半島西部のエリス地方にあったゼウスの神域。オリンピアとも表記される。オリュンピア競技会の行なわれた場所。アルフェイオス川北岸に位置し,三方を低い丘に囲まれた肥沃な土地。初期青銅器時代の住居跡が周辺から発見されているが,神域の歴史は初期鉄器時代,前 1000年前後にさかのぼる。当時,神域は隣のピサがエリスとともに支配していたが,スパルタと連合したエリスはしだいにその介入度を強め,前 570年以降はエリスがオリュンピアの宗教的監督者,スパルタがその政治的擁護者となった。この地はゼウスの信仰の中心地として,また4年ごとに行なわれたオリュンピアの祭典 (古代オリンピック) の開催地として栄え,神殿,宝庫などが建設された。特に重要なものとして,ギリシア最大のドーリス式神殿の一つであるゼウスの神殿,オリュンピアで最古ヘラの神殿などがある。 393年ローマ皇帝テオドシウス1世により祭典が禁止されるまで,その繁栄は続いた。 1989年世界遺産の文化遺産に登録。なお,近代のオリンピック競技大会は,フランスの P.クーベルタンが,オリュンピアの祭典の復興を提唱したものである。

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世界大百科事典 第2版

オリュンピア【Olympia】
ギリシア南部,ペロポネソス半島北西部のエリス地方,アルフェイオスとクラデオス川の合流するところにあるゼウスの聖地。ゼウスの祭典のさいに催されたオリンピック競技によって名高い。この地の宗教的伝統は古く,すでにミュケナイ時代クロノスガイアあるいは英雄ペロプス崇拝が行われ,それがやがてゼウス崇拝に代わったと思われる。競技大会は公式には前776年に始まり,4年ごとの夏の季節に開催された。そのため,第何回オリンピックの第何年目という〈オリンピアード〉という紀年法が,前3世紀ころからギリシアで用いられた。

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デジタル大辞泉

オリュンピア(Olympia/Ολυμπία)

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