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オルコメノス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

オルコメノス
Orchomenos
古代ギリシア,ボイオチアの古代都市。ミニアス陶器や「ミニアスの宝庫」の発掘が示すように,中・後期ヘラディック文明期 (中・後期青銅器時代) にはボイオチアの中心的な集落の一つとして繁栄したが,歴史時代に入ると覇権テーベに移った。前4世紀には反テーベ策をとったが,前 346年テーベに破壊され,再建後はふるわなかった。他に同名の都市がアルカディアにもあった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

オルコメノス【Orchomenos】
中部ギリシアのボイオティアにあるコパイス湖西岸の遺跡。中期ヘラドス時代にはすでに文化の一中心だったが,ミュケナイ時代(後期ヘラドス時代)にはここに宮殿を建てて一帯を支配する大国となった。その富強の原因は,コパイス湖を干拓して広大な耕地を得たこと,エーゲ海コリント湾の連絡路と本土の縦走路という両路をおさえる位置を占めて交易と通関税による収益が大きかったことである。宮殿の跡は発掘されたが,わずかしか判明せず,また壁画片も土器も乏しかった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

オルコメノス
おるこめのす
Orchomenos

ギリシア中部、ボイオティア北部にあった古代都市。古代ギリシアには同名の地がいくつかあるが、ボイオティアにあった町がもっとも有名である。ここでは、新石器時代、青銅器時代を通じて重要な遺跡が発見されており、後期青銅器時代(ミケーネ時代)の王宮跡、とくに大穹窿墓(きゅうりゅうぼ)(トロス)は有名で、ミケーネのそれと並ぶものである。同じボイオティアにあったテーベとは違って神話に乏しいが、ニンフの崇拝地として著名である。ホメロスによればミニアイ人の町と歌われている。歴史時代、ボイオティアで最初に貨幣をもち(前550ころ)政治的にも活躍したが、ウナギの産地として有名であったコパイス湖の氾濫(はんらん)やテーベの隆盛のため漸次衰退し、紀元前364年テーベを盟主とするボイオティア同盟により滅ぼされた。今日では、近くに同名の町があるが一寒村にすぎない。

[真下英信]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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旺文社世界史事典 三訂版

オルコメノス
Orchomenos
中部ギリシアの古代都市
ミケーネ時代に交通の要衝として,ミケーネ文明の一中心として栄えたが,のち衰微した。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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