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オルタネータ【おるたねーた】

日本大百科全書(ニッポニカ)

オルタネータ
おるたねーた
alternator

車載用の交流発電機。とくに自動車、オートバイなどに搭載される整流回路を内蔵した交流発電機をさす。整流器を内蔵しているので出力は直流が得られる。なお、これに対して、車載用の直流出力の発電機をダイナモとよんで区別することがある。

 自動車用オルタネータとしてよく使われるのが、クローポール形の同期発電機である。クローポールとよばれるのは、回転子の磁極鉄心が鉤(かぎ)づめclawのような形状をしていることによる。回転子のつめ形磁極どうしは、根元で櫛形(くしがた)に接続されている。クローポール形同期発電機では、回転子コイルに直流電流を供給すると、つめ形の磁極鉄心がN極またはS極になる。オルタネータは回転界磁形の三相同期発電機であるため、発電電力は回転数により周波数および電圧が変動する交流電力である。ダイオードを使った整流回路がオルタネータケース内部に装着されており、オルタネータの出力端子では直流電力が得られる。

[森本雅之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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