●オンブズマン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
オンブズマン
ombudsman
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知恵蔵
オンブズマン
(浜田純一 東京大学教授 / 2007年)
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朝日新聞掲載「キーワード」
オンブズマン
(2007-01-30 朝日新聞 朝刊 静岡 1地方)
出典:朝日新聞掲載「キーワード」
デジタル大辞泉
オンブズマン(〈スウェーデン〉ombudsman)
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版
オンブズマン【ombudsman】
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大辞林 第三版
オンブズマン【ombudsman】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
オンブズマン
おんぶずまん
ombudsman
この制度はとくに1950年代以降、相対的にもっとも有効で手早い苦情処理・行政救済制度として、北欧諸国、ニュージーランド、オーストラリア(州レベル)、カナダ(州レベル)、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ(州・地方レベル)など十数か国に広まっている。もっとも名称はさまざまで、カナダのケベック州では「護民官」、イギリスとニュージーランドでは「議会コミッショナー」、フランスでは、「メディアトゥール」、ドイツでは「防衛コミッショナー」とよばれている。オンブズマンの管轄範囲と権能は国によって異なる。それは、普通、国会によって任命されるが(フランスは政府による)、管轄範囲や権限は、概していえば、北欧諸国などでは広くて強いのに対して、イギリスなどでは制限されている。公衆が直接にオンブズマンに苦情を持ち込むことが許されていない国もイギリスとフランスのみであり、オンブズマンの調査権を過誤行政に関する苦情調査に狭く限定しているのもイギリスのみである。日本では、苦情処理制度として総務庁(現総務省)の行政相談員制度があったが、権限も手続も欧米諸国に比べて弱く、そのためオンブズマン制度の採用を主張する学者や法曹の声が高まっていた。そうしたなかで、1990年(平成2)の秋、川崎市の「市民オンブズマン」、東京都中野区の「福祉オンブズマン」(福祉サービス苦情調整委員会)を皮切りに、いくつかの地方自治体においてオンブズマン制度もしくはこれと類似の制度の導入が図られた。また、民間の自発的組織としての市民オンブズの活動は1990年以降盛んであり、自治体の支出についての情報公開を求めたり、官官接待や空出張などの実態を明らかにしてきた。[田口富久治]
『フランク・A・ステーシー著、宇都宮深志・砂田一郎監訳『オンブズマンの制度と機能』(1980・東海大学出版会) ▽行政監察制度研究会編『新時代の行政監察』(1990・ぎょうせい)』
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精選版 日本国語大辞典
オンブズマン
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