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オーストラリア大陸【オーストラリアたいりく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

オーストラリア大陸
オーストラリアたいりく
Australia
南西太平洋とインド洋の間,南緯 10°~40°,東経 113°~154°に位置する世界最小の大陸。面積約 759万 4700km2。自然地理的特色は,低く平坦な地形と乾燥した気候にある。大陸西半部は西部台地と呼ばれ,先カンブリア時代の古い地質による平均標高約 300mの平坦な台地,その東は東部中央低地で,カーペンタリア湾岸の低地,大鑽井盆地,マレー=ダーリング盆地を含み,平均標高は約 150m。マレー=ダーリング水系を除く多くの河川は間欠河川で,湖の多くも干上がった塩湖である。大陸東縁は東部高地と呼ばれ,最高峰コジアスコ山を含むグレートディバイディング山脈が走るが,台地状の部分が多く,平均標高は 900m。気候は気温よりも降水量の分布が重要で,内陸中央部へ向うに従って降水量が減り,中央部から西部にかけての砂漠を含む乾燥地帯となる。年間降水量 500mm以下の地域は大陸の 72%に達する。大陸外縁部の海岸地帯は,北岸ではサバナ,北東岸では熱帯湿潤気候,南東部は温暖湿潤気候,サウスオーストラリア州南部およびウェスタンオーストラリア州南西部は地中海性気候となる。このような自然条件と,開拓の歴史的条件とから,人口および農業土地利用は東部,南東部,南西部の海岸地帯に集中し,全人口の 96%が海岸から 300km以内に住んでいる。酪農,果樹を含む多様かつ集約的な土地利用は海岸地帯に,粗放な牧羊 (南部) および牧牛 (北部) が内陸部にみられ,その中間にコムギ・ヒツジ地帯がある。孤立した島大陸であるため,独特の生物進化がみられる。固有の樹木の大部分はユーカリで,さまざまな環境に適応して高さ数十mの針葉樹様の大木から灌木にいたる数百種に分化。動物も,単孔類 (カモノハシ,ハリモグラなど) が残っているほか,カンガルー,コアラなどの有袋類は肉食や草食を含む大小さまざまの種に進化している。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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