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カジノ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

カジノ
casino
賭け事とする遊興施設。元来はイタリア語で小さな家,クラブの。音楽,ダンスの集会所に起源をもち,19世紀後半からゲーム,賭博の場となった。1863年に開業したモナコモンテカルロにあるカジノが古典的な例として最もよく知られる。賭博による弊害からカジノは一時各国で規制されたが,20世紀後半ヨーロッパの多くの国で合法化され,イギリスではロンドンを中心に 1960年営業が開始された。フランスでは 1933年に合法化され,カンヌニースドービルなどのカジノが有名。ポルトガルのエストリル,ギリシアのケルキラ,ドイツのバーデンバーデンバートホンブルクフォルデアヘーエのカジノも知られる。アメリカ合衆国では,ネバダ州で 1931年に営業が許可された。ラスベガスの経済はカジノに依存し,ネバダ州の税収の 4割を賭博によるものが占める。1970年代以降,指定居留地リバーボート(カジノ船)などの条件のもとで他州にもカジノは拡大した。アジアでは中国のマカオ特別行政区のカジノが有名である。今日,世界で約 3000のカジノが合法的に営業する。2016年現在,日本では禁止されている。今日のカジノでは,一般的に,客はバンカーやハウスと呼ばれる胴元を相手に金銭を賭ける。勝率は数学的に精緻に計算されており,1日単位でもカジノ側が損失を出すことはまれ。代表的なゲームはバカラクラップスブラックジャックルーレットスロットマシンポーカーなどで,東アジアでは大小やファンタン,牌九(パイゴウ)なども行なわれる。また,1995年にオンラインカジノが初めて開業した。21世紀初頭において,約 200のオンラインカジノが営業し,年間賭けられる額は 250億ドルにのぼったとされる。オンラインカジノの多くがタックス・ヘイブンに本拠を置き,規制当局による管理の欠如が非難されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

カジノ(〈フランス〉casino)
各種の遊戯施設を備えた、賭博を主とした娯楽場。賭博場。
[補説]小さな家、娯楽場の意のイタリア語casinoがフランス語に入ったもの。

出典:小学館
監修:松村明
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デジタル大辞泉プラス

カジノ
1995年製作のアメリカ映画。原題《Casino》。監督:マーティンスコセッシ、出演:ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシ、ジェームズ・ウッズほか。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

カジノ【casino[イタリア]】
語源はラテン語casa(郊外の小邸宅)。イタリア語で部屋または舞踏室を指す言葉として使われ,後に集会所,娯楽場や,軍隊用語で将校集会所を示す語となり,そこで賭博が興じられたことから今日では賭博場をいう。カジノの原型は,イギリスで1526年から2世紀半続いた,バッキンガム宮殿内の王室貴族のための賭博室である。フランスでも16世紀末にアンリ4世により宮廷内に賭博室がつくられた。近世になって,賭博禁止令があったにもかかわらず,イギリスで1764年に貴族と紳士の賭博享楽を目的とした会員制社交場がつくられた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

カジノ【casino】
小さい家の意
ルーレット・ダイス・カード遊びなどの賭博専門の娯楽場。モンテカルロやラスベガスのものが有名。賭博場。
音楽・ダンスなどを楽しむ娯楽場。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

カジノ
かじの
casino
ルーレット、ダイス、トランプ、スロットマシンその他の室内賭博(とばく)が公認されている賭博場。カジノはイタリア語で「小さな家」を意味するカーサcasaから転訛(てんか)した語で、ルネサンス時代の貴族が所有していた社交、娯楽用の別荘を意味したが、のちに音楽、舞踏などの娯楽施設を備えた公共の集会所をよぶようになった。18世紀から19世紀にかけてヨーロッパ各国に開設され、とくにフランス、ドイツで隆盛を極めたが、しだいに公然と賭博が行われるようになり弊害を生じたので、19世紀後半から一部を除き多くの国がこれを禁止した。
 しかし第二次世界大戦後は、公共のための資金調達を名目に、海辺、温泉などの保養地、観光地などを中心に公認する国が増え、2001年現在では約120か国・地域に上る。とくに、1861年に開設されたモナコ公国のモンテ・カルロ、アメリカで1931年以来公認されているネバダ州のラス・ベガスが世界的に有名である。そのほかフランス、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ諸国、アルゼンチンなど中南米諸国、マカオなどの旧植民地がカジノの数も多く盛んである。これらのカジノの賭博設備はルーレットが中心で、ほかにトランプによるバカラ、ブラックジャック、さいころを使用するダイス、クラップ、スロットマシンなどが共通しており、一部のカジノではキーノも行われている。また、カジノは賭博場ではあるが、豪華な設備と社交的雰囲気が特徴であり、飲み物などを無料でサービスするところが多い。[倉茂貞助]
『安藤福郎編著『世界カジノ白書』(1995・データハウス) ▽黒野十一著『カジノ』(1997・新潮社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

カジノ
(casino 元来はイタリア語で「小さな家、クラブ」の意)
[1] ⸨カシノ⸩ 各種の娯楽施設を持った、西洋流の賭博(とばく)場。
※ロシアに入る(1924)〈荒畑寒村〉赤都モスクワ「飲酒と賭博との行はるるカシノも開かれてゐる」
[2] 「カジノ‐フォーリー」の。また、これと同じような軽演劇の興行場。

出典:精選版 日本国語大辞典
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