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カタログ【かたろぐ】

DBM用語辞典

カタログ【catalog】
購入可能な商品のリスト。商品説明と価格とが記載されている。通常、注文用紙がカタログに添付されている。簡単に電話注文できるようにフリーダイヤルナンバーが付いている。カタログは第三種郵便で送付されるのが普通。カタログのタイプはさまざま。カタログ販売に向いている業種がある。例えば、園芸用品の販売の50%以上はカタログで販売(米国の数値)。また工業用あるいは事務用用品の販売もひろくカタログが利用されている。例えばコンピュータ部品、文房具品、教育用サービスなど。また、業界によってはセールスマンがカタログを利用するため、その企業で販売しているすべての商品を完全に網羅している。この種のカタログは消費者向けカタログに比べると強い宣伝文やデザインが載せられないためインパクトが弱い。カタログハウス(主にカタログ利用して販売する者)によっては、手の込んだフォトグラフィック技術などを利用して商品を魅力的に見せる場合もある。通信販売は、小売店のない農村地区に百貨店などがカタログをメールして商品を販売したことに由来している。カタログのライフタイム(寿命)は販売商品の季節性によりさまざま。クリスマスカードや種子のカタログは、文房具品や宝石類のカタログにくらべライフタイムは短い。

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世界大百科事典 第2版

カタログ【catalog(ue)】
冊子形式の商品目録や営業案内。商品などの特性,機能,価格などの判断基準となる事項を記載したもの。他の広告媒体に比べ,説得性を強めるためにデータの整理,分別,評価がよくなされていることが特徴。語源ギリシア語のカタロゴスkatalogos(数え尽くすこと)で,ラテン語catalogusを経由してフランス語のカタログcatalogueとなる。日本では終戦直後まで型録(カタログ)で通用していた。カタログは1470年代にヨーロッパで本のリストとして登場し,アメリカでは19世紀末から,シアーズ・ローバック社に代表される,カタログで直接に多数広範な顧客から受注を得るカタログ商法が発達した。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

カタログ
かたろぐ
catalogue
商品や企業の紹介を目的とした印刷物。目録、要覧、便覧、案内ともいわれるが、漢字を当てはめて型録と書かれることもあった。カタログは、ギリシア語のカタロゴス(登録する)が、ラテン語のカタログスを経由して1327年ごろフランス語のカタログになった語で、1460年ごろそのまま英語に転化した。カタログはヨーロッパでは、最初は単に書名を並べただけの本のリストとして出現しているが、カタログで直接売る商法が発達していたアメリカでは、ダイレクト・メールや新聞折込広告と併用されて広く使われてきた。20世紀初頭からの通信販売・小売りチェーン組織シアーズ・ローバック社のものはとくに有名である。日本では1780年(安永9)の『自遊從座爲(じゆうじざい)』、1787年(天明7)の『七十五日』など、飲食に関するものがカタログとして古い。なかでも1824年(文政7)の『江戸買物独(ひとり)案内』には商家約2400が登録されており、案内カタログの集大成といえる。1885年(明治18)の『東京商工博覧絵』は、広告主の協賛をうたった最初の共同カタログである。
 近年、博覧会、展示会、見本市、即売会、料理教室など各種イベントが多くなるにつれて、各企業の販売戦略のためのツールとしてカタログの媒体価値が改めて認識されるようになった。それに伴って用途別に営業案内、入社案内、商品リスト、海外輸出用マニュアルなど和文、欧文のカタログが用意されている。また日本でも豪華なカタログをつくって通信販売を展開する百貨店、スーパー、出版社、不動産業者、レジャー産業なども増えている。
 一般的にはカタログという概念は近代合理主義の産物であり、カタログ自体も一種のデータベースであった。たとえば、ミグ・バローズ社の1889年版『情報源』は、521通りの料理法、236通りの家庭医療法、150通りの論題および2万件の知識を包蔵し、ロングセラーにもなっている。また、1968年刊『ホール・アース・カタログ』シリーズは、アメリカ文化を1冊ごとに凝縮させた類例のないカタログとして紹介された。日本の出版界はこの編集、装丁、写真の手法から影響を受け、1970年代にムック、情報誌、タウン誌などを誕生させている。そもそも雑誌の起源が17世紀に英仏で発行された書物カタログであることを思うと、カタログと雑誌は深い縁がある。
 このような社会にあふれる情報をカタログ化して、電子メディアを通じて検索できるようにしたのが1980年代のビデオテックスである。いまや世界に共通するカタログ=「電話帳」を利用するテレマーケティングというニュービジネスが、インターネットを使って活発に行われる時代となった。[島守光雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

カタログ
〘名〙 (catalog, catalogue) (「型録」は音と意味からのあて字)
① 商品の目録。商品の説明書。営業案内書。
※日本メリヤス史(1910)〈藤本昌義〉「亜米利加一番館は生糸の取引商たりと雖も、実際は種々雑貨をも扱ひたるものにして、本国のカタロッグ若くは諸種の機械類をも輸入しつつありたり」
② (図書館の)図書目録。
※欧米印象記(1910)〈中村春雨〉倫敦日記「試みに中央の、キャタログの、環列せるブリュー、ブックの一冊を抽(ぬ)き出し、ニイッチェの項を見る」

出典:精選版 日本国語大辞典
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