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カツラ

リフォーム用語集

カツラ
カツラ科カツラ属の落葉高木。夏から秋に葉を採り、それを乾かし、粉にしてお香を作るのでコウノキ(香の木)とも呼ばれる。材の性質としては軽軟材にあたり、木質、香りがよく耐久性に優れる。加工は容易であるが、狂いやすい。造作材、ベニヤ材として用いられる。

出典:リフォーム ホームプロ
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世界大百科事典 第2版

カツラ【katsura tree】
カツラ科の落葉高木(イラスト)。日本の温帯地域の渓谷林を構成する主要樹種の一つ。株立ちした幹がそれぞれまっすぐに伸び上がった姿は壮観で,秋の黄葉も美しい。木は高さ30m,直径2m以上にもなる。葉は長枝では対生し,次年度はその葉腋(ようえき)からの短枝に1枚の葉がつくので,見かけ上,対生である。徒長枝では互生になることもある。雌雄異株で,春の展葉より前に開花する。花には花被がなく,雄花には多数の紫紅色のおしべが,雌花には数個の紫紅色の離生めしべがある。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

カツラ
かつら / 桂
[学]Cercidiphyllum japonicum Sieb. et Zucc.
カツラ科の落葉高木。高さ25メートル以上にもなり、短枝が多い。葉は対生し、広卵形で長い柄があり、先は円く、基部は心臓形、縁(へり)に鈍い鋸歯(きょし)があり、裏面は粉白色を帯びる。5~7条の掌状脈がある。雌雄異株。花期は5月ごろ。花被(かひ)はなく、雄花は多数の雄しべがあり、葯(やく)は紅(くれない)色。雌花は3~5本の雌しべがあり、柱頭は淡紅色。果実は円柱形で湾曲する。日本全土の深山の谷沿いの林中に生え、中国には変種シナカツラが分布する。漢字名の桂は、中国ではモクセイ属の植物のことである。変種ヒロハカツラは葉が大形で、樹皮には母種のような裂け目がない。[古澤潔夫]

文化史

カツラに漢字の「桂」をあてるのは誤りで、桂は中国ではモクセイのことをさす。この混同は平安時代にまでさかのぼり、『和名抄(わみょうしょう)』は桂(モクセイ)の和名を女加豆良(めかつら)とする。花に芳香のあるモクセイが日本に渡来する以前に、中国からその知識だけが先行して伝わり、またカツラの木灰を抹香の材料に使ったことから、香りのある木として誤って桂の字をあてたのであろう。カツラの中国名は連香樹(レンシャンスウ)、あるいは五君樹(ウチンスウ)、または山白果(サンパイクオ)である。[湯浅浩史]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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