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カラコルム

デジタル大辞泉

カラコルム(Karakorum)
モンゴル中央部のモンゴル帝国首都があった所。現代モンゴル語名ハラホリン。哈剌和林。和林。和寧。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

カラコルム【Kharakhorum】
モンゴル帝国の首都。単に和林とも書く。オルホン川上流右岸,モンゴル中部,オボルハンガイ・アイマク(州)のハルホリン・ソムの中心地付近に遺跡がある。この付近は最良のステップが広がっていることもあって,古来多くの遊牧国家の根拠地が置かれた。オノン,ヘルレン両河流域に興ったモンゴル帝国も,やがてこの地に中心地を移し,1235年オゴタイ・ハーンによってカラコルムに都城が築かれた。宮殿役人邸宅,倉庫が立ち並び,征服地から連れてこられた種々の民族の職人も居住し,各地の使節商人が滞在し,これらの人々のため寺院,教会が存在した。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

カラコルム【Karakorum】
インド北部、カシミール北部のパミール高原からチベット西部に連なる新期褶曲山脈。7000メートルを超す高山が数多くあり、大氷河が発達している。最高峰は世界第二位の高峰 K2 (海抜8611メートル)。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

カラコルム
からこるむ / 和林
Kharakhorum
元朝成立以前のモンゴル帝国の首都。現在のモンゴルの首都ウランバートルの南西方、フフシン・オルホン川の右岸に位置する。カラコルムとは「黒い砂礫(されき)の地」の意。モンゴル最古のチベット仏教寺院として名高いエルデニ廟(びょう)の北隣に遺址(いし)があり、ともに観光地となっている。
 モンゴル高原のほぼ中央部にあたるオルホン、トラ、セレンガ流域は良好な牧地が広がり、高原の東西南北の交通路線も交差して、匈奴(きょうど)、突厥(とっけつ)、ウイグルなど歴代の遊牧政権の拠点となった。11、12世紀にはケレイト王国の王庭が置かれ、ケレイトのワン・ハンを倒してモンゴル高原を制覇したチンギス・ハンも同様にこの地方を根拠地にした。都市としての起源は、チンギス・ハンの西方遠征中の1220年ごろに兵站(へいたん)基地が設けられ、のち金国打倒の遠征から帰還したオゴタイ・ハンが1235年に周壁と万安宮という中国風の宮殿を造営したというのが通説となっている。ここを中心に帝国各地に伸びる道路網と駅伝制度が維持され、世界各地の人々が往来した。元代になって大都(北京(ペキン))に首都が移ると、しだいに影が薄くなり、明(みん)代タタールとオイラートの東西対立によってまったく衰微し、清(しん)代にはトゥシェトゥ・ハン部に属する大寺院に変身した。1889年ロシアのヤドリンツェフによって発見され、その後、モンケ・ハン時代に創建された興元閣の扁額(へんがく)がみつかって確実となった。1948、49年ソ連・モンゴル調査団によって詳しい報告がなされている。[杉山正明]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

カラコルム
(Kharakhorum) モンゴル、オルホン川左岸にあったモンゴル帝国の首都。哈剌和林。和林。

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

カラコルム
Kharakhorum
モンゴルのオルホン川右岸にある地名
13世紀初めモンゴル帝国のオゴタイ=ハンがここを首都に定め,25年間東西交通の中心として栄えたが,フビライ=ハンの遷都以後衰えた。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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