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カルペンティエル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

カルペンティエル
Carpentier, Alejo
[生]1904.12.26. ハバナ
[没]1980.4.25. パリ
キューバの小説家。少年時代から文学と音楽に強い関心を示し,『キューバの音楽』 La música en Cuba (1946,メキシコで出版) の著者としても知られる。政治的理由でパリに亡命シュルレアリスム運動に深く関係した。 1959年のキューバ革命まで亡命生活をおくる。『エクエ・ヤンバ・オ』 Ecué-Yamba-O (33) は黒人小説の源流的な作品。その後,ハイチの黒人革命を扱った『この世の王国』 El reino de este mundo (49) ,芸術の始源探求の物語『失われた足跡』 Los pasos perdidos (53) ,フランス革命時代のカリブ海を舞台とした『光の世紀』 El siglo de las luces (63) ,啓蒙的な専制君主を主人公にした政治小説『方法再説』 Recurso del método (75) を発表,「魔術的レアリズモ」の代表者と認められた。ほかに,短編『追跡』 El acoso (56) ,『時との戦い』 Guerra del tiempo (58) ,『バロック協奏曲』 El concierto barroco (75) がある。

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世界大百科事典 第2版

カルペンティエル【Alejo Carpentier】
1904‐80
キューバの小説家。フランス人の父とロシア人の母との間に生まれ,ハバナの大学で建築および音楽を学ぶが,家庭の事情で中退しジャーナリストとなる。独裁政治反対の運動に加わったために逮捕され,やがてパリに逃れた。1928年から39年に至るフランス生活の中で,ブルトンアラゴン,ペレ等々のシュルレアリストと接触して,彼らの求める〈驚異的なもの〉がラテン・アメリカでは文字どおり現実の中に在しているという認識に到達,これを〈驚異的なる現実〉と名づけると同時に,この理論に基づいて《エクエ・ヤンバ・オー》(1933)を皮切りに,長く実り豊かな創作活動を開始する。

出典:株式会社平凡社
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