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カルボキシメチルセルロース

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

カルボキシメチルセルロース
carboxymethyl cellulose
CMC と略記することもある。セルロースグリコール酸エーテルという。アルカリセルロースクロロ酢酸塩を作用させて得られるセルロースエーテルで,セルロースの -OH が,-OCH2COOH 基で置換された構造をとる。普通はナトリウム塩が市販されている。水に溶けて粘稠溶液となるので,土壌改良剤,エマルジョン安定剤,染色糊料,糊料,食品添加物などに利用される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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栄養・生化学辞典

カルボキシメチルセルロース
 セルロースの多価カルボキシメチルエーテルで,糊料として食品添加物に指定されている.

出典:朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)

カルボキシメチルセルロース
かるぼきしめちるせるろーす
carboxymethyl cellulose
カルボキシメチル繊維素、セルロースグリコール酸ともいい、一般には英名を省略してCMCという。吸湿性の白色固体。セルロースを水溶性にするためにくふうされたもので、そのヒドロキシ基にカルボキシメチル基-CH2COO-を導入したセルロースエーテルのこと。セルロース、クロロ酢酸、水酸化ナトリウムを混合するか、アルカリセルロースにクロロ酢酸を加え加熱するかして合成する。
  Cell-OH+NaOH+ClCH2COOH
   ―→Cell-OCH2COOH
 セルロース単位(C6)当りのカルボキシメチル基の置換度は0.8以下であり、0.5ぐらいまではアルカリ可溶で、それ以上になると水溶性となる。水溶液は粘性高く保護コロイド性をもち、皮膜形成能がある。一般に水性製品の粘度を増やすのに用い、無味、無臭、無害であるため、食品、化粧品、医薬品、洗剤、捺染剤(なっせんざい)などに広く利用されている。[谷利陸平]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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化学辞典 第2版

カルボキシメチルセルロース
カルボキシメチルセルロース
carboxymethyl cellulose

略称CMC.セルロースグリコール酸ともいう.セルロースのヒドロキシ基にカルボキシメチル基を導入したセルロースエーテルの一種.一般には,セルロース,水酸化ナトリウム,モノクロロ酢酸ナトリウムをこねあわせて混合し,反応を行う.また,アルカリセルロースにモノクロロ酢酸ナトリウムを加え,加温して反応させる方法もある.生成物はアルコールで沈殿,精製する.工業的には,水媒法と溶媒法があり,良質の製品は後者によって得られる.

 Cell-(OH)3 + ClCH2COONa + NaOH

→ Cell-(OH)2OCH2COONa + NaCl + H2O 

CMCとして一般に知られており,無味・無臭,無毒の白色の吸湿性固体で,カルボキシメチル基の置換度(グルコース単位当たり3個あるヒドロキシ基のうち,エーテル化されてものの数)0.5程度まではアルカリ可溶であるが,それ以上になると水溶性になる.親水性,水溶液の高粘性,皮膜形成能,保護コロイド性,接着性などの特徴があり,接着剤,洗剤のビルダー,化粧品,医薬品,食品加工などに広く用いられている.[別用語参照]セルロース誘導体

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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デジタル大辞泉

カルボキシメチルセルロース(carboxymethylcellulose)

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