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カレル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

カレル
Carrel, Alexis
[生]1873.6.28. リヨン
[没]1944.11.5. パリ
フランスの外科医,社会学者,生物学者。 1900年,リヨン大学で学位取得。 04年カナダへ,翌年アメリカに渡ってシカゴ大学に入り,次いでニューヨークのロックフェラー医学研究所に移る。そこで組織の体外培養を研究。実験に用いたニワトリの心臓組織が 30年あまり生き続け「不死の鶏」と呼ばれた。 12年,血管縫合法の開発と血管および臓器移植の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞。第1次世界大戦の際にはフランスに戻り,夫人とともに従軍して,カレル=デーキン法と呼ばれる灌流法や輸液法の応用傷病兵救護に活躍した。 19年から第2次世界大戦が始るまではロックフェラー研究所に戻ったが,大戦時にはフランス公衆衛生省の委員となり,41年パリの人間問題研究財団理事となった。主著『人間-この未知なるもの』 Man,the Unknown (1935) ,『臓器培養』 The Culture of Organs (38) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

カレル(Alexis Carrel)
[1873~1944]フランスの外科医・生理学者。1905年、米国移住。血管縫合術を完成。臓器移植を研究、組織培養法を確立し、現代生命観影響を与えた。1912年ノーベル生理学医学賞受賞。「人間―この未知なるもの」ほか

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

カレル【Alexis Carrel】
1873‐1944
フランスの外科医。リヨンに生まれ,リヨン大学で医学を修め,1906年ニューヨークのロックフェラー医学研究所に入り,39年まで在職した。簡便な血管縫合術を開発,また組織培養法を開拓して生物学研究に新しい方法を提供した。臓器移植のため,血液代用液を灌流させて臓器やその一部を長期間生存させる実験を続け,ニワトリ胚の心臓組織を30年余り生存させることに成功した。1912年ノーベル生理・医学賞を受賞。第1次大戦に従軍し,創傷を防腐液で灌流するカレル=デーキン法を創始して死亡率を下げた。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

カレル
かれる
Alexis Carrel
(1873―1944)
フランスの外科医、生理学者。リヨンに生まれ、リヨン大学医学部卒業後、同大学の教授を経てアメリカに渡り、ロックフェラー医学研究所で研究に携わる。血管縫合術(カレル縫合)、臓器移植に関し優れた業績をあげたほかに、組織培養法を確立した。その方法を用い、ガラス器内に移された細胞群が個体の寿命を超えて生き続けることを明らかにし現代の生命観に大きな影響を与えた。その著書『人間――この未知なるもの』(1935)で、人間を総合的に理解することの重要性を説いている。「血管縫合と血管・臓器の移植の研究」により、1912年ノーベル医学生理学賞を受賞した。[竹内重夫]

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精選版 日本国語大辞典

カレル
(Alexis Carrel アレクシス━) フランスの外科医、生理学者。組織培養法を発見し、またデーキンとともに創傷に対するデーキン‐カレル療法をはじめる。一九一二年、ノーベル生理・医学賞受賞。主著「人間━この未知なるもの」。(一八七三‐一九四四

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