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カント【かんと】

日本大百科全書(ニッポニカ)

カント(Minna Canth)
かんと
Minna Canth
(1844―1897)
フィンランドの女流作家。1878年夫と死別し、7児を抱えて商店経営、新聞記者のかたわら短編小説集でデビュー。のち、イプセン、ストリンドベリ、ゾラ、モーパッサン、H・スペンサーらの作品に親しみ、戯曲『家宅侵入』(1882)が出世作となった。女性や貧者の地位向上を目ざし、教会や社会のゆがみを糾弾する戯曲と小説を多く残し、今日これらは「義憤のリアリズム」とよばれている。とくにこの国のリアリズム文学の代表作品とされる『労働者の妻』(1885)は、社会的論議を沸かし、婦人の地位向上に寄与した。晩年には調和と悟性の感じられる戯曲『牧師の家族』(1891)を残したが、ペンによる女性解放の闘士としての姿勢は変わるところがなかった。[高橋静男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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