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ガラスの動物園【ガラスのどうぶつえん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ガラスの動物園
ガラスのどうぶつえん
The Glass Menagerie
アメリカの戯曲。2部7場。 T.ウィリアムズ作。最初は"Portrait of a Girl in Glass"という短編であったが,次いでシナリオ"The Gentleman Caller"に脚色,さらにそれを改作して戯曲にした。彼の一幕物"The Long GoodBye"もまたこの作品と共通する点が多い。 1944年ニューヨークのブロードウェーで上演,ニューヨーク劇評家賞を得た。 1930年代の不況時代のアメリカを背景に,母と息子と娘の3人の一家における生活の孤独と不満が哀愁をもって描かれている。劇は,船乗りになった息子の回想形式で展開されるが,作者はこの戯曲を「追憶の劇」と名づけている。題名の『ガラスの動物園』は,娘が収集しているガラス細工の動物を意味しているが,これはもろい,はかない,こわれやすいもの,または存在の象徴である。 50年に映画化された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ガラスのどうぶつえん〔‐のドウブツヱン〕【ガラスの動物園】
《原題The Glass Menagerieテネシー=ウィリアムズによる戯曲。2幕。1945年、ブロードウエー初演。不況にあえぐ1930年代のアメリカを舞台に、南部育ちの母親と息子、娘の3人家族の愛と確執、別れを描く。

出典:小学館
監修:松村明
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ガラスの動物園
がらすのどうぶつえん
The Glass Menagerie
アメリカの劇作家テネシー・ウィリアムズの出世作となった二幕戯曲。1945年初演。不況時代のセントルイスの安アパートに住む、南部育ちの社交的な母親アマンダ、極度に内気な姉のローラ、倉庫勤務で詩人志望の弟トムの3人家族の家庭劇。母が劣等感の強い娘に強引に結婚相手をみつけようとして失敗し、母の束縛に反発するトムが愛する姉への思いを振り切って家出するまでの過程を、後年のトムが追憶という形で観客に語りかけて舞台に展開させていく、詩情豊かな作品。題名は、ローラが収集しているガラス細工の動物の飾り物のことで、もろいが美しい彼女の姿を象徴する。[鳴海四郎]
『田島博訳『ガラスの動物園』(新潮文庫)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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