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ギブズ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ギブズ
Gibbs, James
[生]1682.12.23. アバディーン近郊
[没]1754.8.5. ロンドン
イギリス,スコットランドの建築家。ローマでカルロ・フォンタナに学び,1709年ロンドンで開業。最初の聖堂建築セント・メリー・ル・ストランド聖堂(1714~17)でバロック的な彫塑性を示した。またトラファルガー広場のセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ聖堂(1720設計)はパラディオ様式で,特にアメリカ合衆国で英国教会派聖堂のモデルとみなされ,無数の模倣作品を生んだ。ケンブリッジ大学キングズ・カレッジのセネト・ハウス(1722~30),オックスフォード大学のラドクリフ図書館(1737~49)も傑作の名が高い。著書『建築書』A Book of Architecture(1728)。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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ギブズ
Gibbs, Josiah Willard
[生]1839.2.11. コネティカット,ニューヘーブン
[没]1903.4.28. コネティカット,ニューヘーブン
アメリカの物理学者,理論化学者。エール大学卒業後実験的研究にたずさわり,1863年アメリカで最初の工学博士となった。 66年フランスとドイツに留学し,G.キルヒホフ,H.ヘルムホルツらのもとで学び,帰国後エール大学の数理物理学教授となって (1871) ,終生この大学で理論的研究に専念した。 76~78年,多成分多相系の平衡についての論文を発表,化学ポテンシャル自由エネルギー概念を展開したが,相律を導き出したきわめて数学的な内容であったのと発表された雑誌がアメリカの地方学会誌であったために,92年 F.W.オストワルトがドイツ語訳を公刊するまで埋もれていた。ほかに熱力学の化学への応用浸透圧表面張力,電気化学に関する研究などは近代物理化学の基礎をなすものといわれる。 1902年には論文統計力学の基礎原理』 Elementary Principles in Statistical Mechanicsを発表,のちの量子統計力学への道を開いた。

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)

ギブズ
イギリスの作曲家。作品には歌曲合唱曲が多い。そのの中には、2人の友人サー・モードント・カリーとデ・ラ・メアからとったものもある。
ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジにて歴史と音楽を学んだ。 ...続き

出典:(社)全日本ピアノ指導者協会

世界大百科事典 第2版

ギブズ【Josiah Willard Gibbs】
1839‐1903
アメリカの理論物理学者。イェール大学を卒業後,工学の研究で学位を得る。1866年から3年間,パリ,ベルリン,ハイデルベルクの各大学に留学し,G.R.キルヒホフ,H.L.F.vonヘルムホルツらに学んだ。71年,イェール大学でアメリカ最初の数理物理学教授に就任,終世その職にあった。熱力学の理論的研究に始まる彼の研究は,統計力学,電磁気学,ベクトル解析,代数学に及ぶが,なかでも化学熱力学の基本体系を確立し,相律,自由エネルギー,化学ポテンシャルなど,現在使われている法則,概念を創造した論文《不均一物質の平衡について》(1876‐78)および統計力学のアンサンブル理論の基礎を築き上げた《統計力学の基本原理》(1902)は画期的な業績である。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

ギブズ【James Gibbs】
1682‐1754
イギリスの古典主義建築家。スコットランドのアバディーン近郊に生まれ,1703年ころイタリアへ遊学,C.フォンタナの弟子となり建築を修め,09年帰国。当時のイギリスはパラディオ主義全盛であったが,イタリアのマニエリスムとバロックやC.レンなどの影響が認められる独自の作風で,セント・マーティンズ・イン・ザ・フィールズ教会(ロンドン,1726)や,オックスフォードのラドクリフ図書館(1749)などの代表作を残す。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

ギブズ
(Josiah Willard Gibbs ヨシア=ウィラード━) アメリカの物理学者、化学者。熱力学の化学への応用、不均一物質の平衡に関する研究、相律の発見をはじめ、ベクトル解析、代数学にもすぐれた業績を残す。主著は「統計力学の基礎原理」。(一八三九‐一九〇三

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

ギブズ
ギブズ
Gibbs, Josiah Willard

アメリカの物理学者.1858年イェール大学を卒業し,新設された同大学の大学院で工学を学び,1863年アメリカでもっとも初期の学位を取得.同大学で教べんをとった後,ヨーロッパに渡り,パリ,ベルリン,ハイデルベルクで1年ずつ数学と物理学の講義を聴講し,1869年に帰国.1871年イェール大学の数理物理学の教授となる.1873年に発表した最初の論文で,エントロピーを熱力学系を扱う基本概念の一つとして位置づけ,同年発表された次の論文では,内部エネルギー曲面の考察から純物質の二相共存状態を論じた.さらに1878年のOn the Equilibrium of Heterogeneous Systemsでは,熱力学の対象領域を化学変化や電磁気的現象などに拡張し,化学ポテンシャルの概念をあらたに導入して化学平衡を論じ,不均一相への適用からギブズの相律を導出した.1880年代には,おもに光の電磁波理論やベクトル解析を研究し,1892年統計力学に関する著作を発表し,アンサンブルの概念を導入して熱力学的性質と統計力学的性質を関係づけた.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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