●ギヨーム[シャンポー]
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ギヨーム[シャンポー]
Guillaume de Champeaux
[生]1070頃.シャンポー
[没]1121.1.18/25. シャロンシュルマルヌ
フランスの哲学者,神学者,普遍論争で知られる。ラテン名 Guilelmus Campellensis。パリでマネゴルドに師事,次いでランのアンセルムスやロスケリヌスに学び,パリのノートルダムの学院で教えたが,弟子 P.アベラールとの論争に敗れ,1108年サン・ビクトル修道院に退いて教授となり,サン・ビクトル学派の始祖となった。 1113年シャロンシュルマルヌ司教。実念論者であるギョームは初め種の本質は各個体に共通であるとする普遍者共通論を立てたが,これをアベラールに論破され,普遍者は個物のなかに無差別にあるという無差別論を主張した。神学的著作しか現存せず,その学説はアベラールの"Historia calamitatum"に伝えられている。
[没]1121.1.18/25. シャロンシュルマルヌ
フランスの哲学者,神学者,普遍論争で知られる。ラテン名 Guilelmus Campellensis。パリでマネゴルドに師事,次いでランのアンセルムスやロスケリヌスに学び,パリのノートルダムの学院で教えたが,弟子 P.アベラールとの論争に敗れ,1108年サン・ビクトル修道院に退いて教授となり,サン・ビクトル学派の始祖となった。 1113年シャロンシュルマルヌ司教。実念論者であるギョームは初め種の本質は各個体に共通であるとする普遍者共通論を立てたが,これをアベラールに論破され,普遍者は個物のなかに無差別にあるという無差別論を主張した。神学的著作しか現存せず,その学説はアベラールの"Historia calamitatum"に伝えられている。
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