●クライブ
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クライブ
Clive, Kitty (Catherine)
[没]1785.12.6. ツイックナム
イギリスの女優。旧姓 Raftor。 1728~41年,主としてドルアリー・レーン劇場で C.シバーのもとで活躍。 46~69年同劇場の D.ガリック一座で,人気女優として多くの舞台に立つ。美貌ではないが,溌剌とした魅力をもち,喜劇やファルス (笑劇) を得意とした。
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クライブ
Clive, Robert, Baron Clive of Plassey
[没]1774.11.22. ロンドン
イギリスの軍人,政治家。イギリスのインド支配の確立者。 1743年イギリス東インド会社に入り,1744年マドラスに渡り,まもなくインドにおけるフランスとの戦争 (→カルナータカ戦争 ) に参加。アルコットの戦いで軍人として名をあげた。一時帰国ののち,1756年ベンガル太守よりカルカッタを奪回,1757年プラッシーの戦いに勝って,イギリスのベンガル支配を固めた。 1760年帰国して下院議員。 1762年功によりアイルランド貴族に列せられ,また以後彼の親族から多くの国会議員が輩出することになった。 1765年ベンガル知事として再びインドに渡り,東インド会社の統治組織を整備し,ベンガル地方のディーワーニー (地租徴税権および財政管理権) をムガル皇帝より得た。 1767年帰国。議会から,在任中の施政と私欲に対して非難を受け,失意と病苦のうちに 1774年自殺した。
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デジタル大辞泉
クライブ(Robert Clive)
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世界大百科事典 第2版
クライブ【Robert Clive】
イギリスの軍人,政治家。イギリスのインド支配の基礎を築いた。彼はまず,イギリス,フランス,インド人支配層の争いとなった南インドのカルナータカ戦争で活躍してイギリスの覇権確立に貢献した。1757年には,ベンガル太守とフランスとの連合軍をプラッシーの戦に打ち破り,クライブはベンガルの支配権を事実上掌握し,太守はイギリス東インド会社の傀儡(かいらい)的存在になった。クライブは,一時イギリスに帰国後,65年に再びベンガル知事に就任した。
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大辞林 第三版
クライブ【Robert Clive】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
クライブ
くらいぶ
Robert Clive
(1725―1774)
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精選版 日本国語大辞典
クライブ
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