●クラカウアー
デジタル大辞泉
クラカウアー(Siegfried Kracauer)
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世界大百科事典 第2版
クラカウアー【Siegfried Kracauer】
1920年代ドイツにおいて文明批評を開拓したユダヤ系ドイツ人で,ジャーナリスト,社会学者。《フランクフルト新聞》の学芸欄記者として,アドルノ,ベンヤミンらと近い関係にあり,近代西欧市民文化崩壊と現代大衆文化社会の成立という新しい歴史的現象の分析に先駆的役割を果たした。《学問としての社会学》(1922)においてはその理論的考察を行い,新聞ルポ《サラリーマン》(1930)では大都市のホワイトカラーの実態に焦点を当て,小説《ギンスター》(1928)で当時の青年心理を描くなど,社会の伝記という手法による文明批評の道を開いた。
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大辞林 第三版
クラカウアー【Siegfried Kracauer】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
クラカウアー
くらかうあー
Siegfried Kracauer
(1889―1966)
『平井正訳『カリガリからヒットラーまで』(1971・せりか書房) ▽神崎巌訳『サラリーマン――ワイマル共和国の黄昏』(1979・法政大学出版局)』
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