●クリシュナ
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クリシュナ
Kṛṣṇa
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デジタル大辞泉
クリシュナ(〈梵〉Kṛṣṇa)
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デジタル大辞泉プラス
クリシュナ
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世界大百科事典 第2版
クリシュナ【Kṛṣṇa】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
クリシュナ
くりしゅな
K
s
a
もと「黒」を意味する形容詞で、ヒンドゥー教の二大神の一つ、ビシュヌの第8番目の化身として、もっともよく知られているが、クリシュナ伝説の成立過程はきわめて複雑で、これを体系的に論ずることは不可能に近い。『マハーバーラタ』、なかでも『バガバッド・ギーター』において、彼はパーンダバ軍に味方し、アルジュナ王子の御者として、ときには励まし、ときには奸策(かんさく)を与えて王子を戦勝に導いた。このクリシュナは、歴史的人物と思われ、古く遊牧に従事していた部族の一つであるブリシュニ人の英雄で、実践的な有神論を説いていたものが、死後神格化されて、ビシュヌの化身となったものと思われる。
これとは別に「プラーナ文献」において、彼はマドゥライ周辺にバースデーバの名で生を受け、幼時より怪童としてさまざまな奇蹟(きせき)を行い、悪王を誅(ちゅう)して人民を救った英雄として描かれる。また美貌(びぼう)の主で、婦人たちにこよなく愛され、夕べに横笛を奏じては牧女たちの恋情をかき立てた。彼の最愛の牧女ラーダーとの宗教的に高められた官能的な愛の叙情詩は、12世紀ベンガルの詩人ジャヤデーバの『ギータ・ゴービンダ』(牛飼いの歌)に美しく歌われている。
[原 實]
『上村勝彦著『インド神話』(1981・東京書籍)』
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精選版 日本国語大辞典
クリシュナ
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旺文社世界史事典 三訂版
クリシュナ
Kṛṣṇa
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