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クリスティ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

クリスティ
Christie, Agatha (Mary Clarissa)
[生]1891.9.15. デボントーキー
[没]1976.1.12. オックスフォードシャー,ウォリングフォード
イギリスの女流推理小説作家。ベルギー人のしろうと探偵エルキュール・ポアロの活躍する作品で世界的人気を博した。ほかに中年女性ミス・マープルを探偵役とするシリーズがある。代表作に『アクロイド殺人事件』 The Murder of Roger Ackroyd (1926) など。推理劇『鼠おとし』 The Mousetrap (52) は世界最長のロングランを誇った。多くの作品が映画化されている。

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クリスティ
Christy, Howard Chandler
[生]1873.1.10. オハイオ
[没]1952
アメリカの画家挿絵画家。ナショナル・アカデミー・オブ・デザインおよびアート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。 1900年パリの国際展,翌年のバッファロー全米美術展で受賞。アメリカの最もすぐれたイラストレーターの一人。

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クリスティ
Christie, Julie
[生]1941.4.14. インド,チュークア
イギリスの映画女優。1960~70年代のイギリスとアメリカ合衆国の映画で幅広い役柄をこなして人気を博した。父親が紅茶農園を経営していたためインドで生まれ,イギリスとフランスで教育を受けた。ロンドンの演劇学校で学んだのち,1957年に舞台デビュー。映画では,ジョン・シュレシンジャー監督の "Billy Liar"(1963)で初の大役を演じる。同監督の『ダーリング』Darling(1965)で自暴自棄なファッションモデルを好演してアカデミー賞主演女優賞に輝き,一躍スターの座につく。ボリス・レオニードビッチ・パステルナークの同名小説をデービッド・リーン監督が映画化した超大作『ドクトル・ジバゴ』Doctor Zhivago(1965)では主人公の恋人ラーラ役を好演,フランソア・トリュフォー監督の『華氏451』Fahrenheit 451(1966)では 1人 2役に挑戦した。人気の絶頂にあっても,富や名誉を求めてハリウッドの凡作に出演することより,国際的な実力派監督の作品で興味深い役柄を演じるほうを選んだ。また,アメリカの俳優で制作・監督も手がけるウォーレン・ビーティとの恋愛は,『シャンプー』Shampoo(1975)や『天国から来たチャンピオン』Heaven Can Wait(1978)などの傑作をもたらした。ほかに,『ギャンブラー』McCabe and Mrs. Miller(1971),『アフターグロウ』Afterglow(1997),『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』Away from Her(2006)などでもアカデミー賞にノミネートされている。

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デジタル大辞泉

クリスティ(Agatha Christie)
[1890~1976]英国の女流推理作家。探偵ポアロやミス=マープルが活躍する、抜した着想・展開の作品を書いた。作「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺人事件」「オリエント急行の殺人」など。

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世界大百科事典 第2版

クリスティ【Agatha Christie】
1890‐1976
イギリスの女流推理小説家。結婚前のミラー。1914年空軍大佐アーチボルド・クリスティと結婚,28年離婚,30年考古学者マックス・マロウアンと再婚したが,作品は死ぬまでアガサ・クリスティの名で書く。処女作《スタイルズ荘の怪事件》(1920)以来,多数の長編短編小説戯曲を発表,世界中の読者から愛され,〈ミステリーの女王〉という名で知られた。処女作以来,《アクロイド殺害事件》(1926)などの代表作では,ベルギー生れのエルキュール・ポアロ探偵が登場するが,イギリスの典型的な田舎の小村に住む老女,ミス・マープルがしろうと探偵として活躍する《牧師館の殺人》(1930)などの作品も人気がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

クリスティ
くりすてぃ
Agatha Christie
(1890―1976)

イギリスを代表する女流推理作家。9月15日、デボンシャーのトーケイに生まれる。正規の学校教育はほとんど受けていない。1914年の最初の結婚後は、第一次世界大戦中に篤志看護婦としてトーケイの病院で働くが、このころから処女作『スタイルズ荘の怪事件』を書き始め、16年に完成、20年に処女出版している。この作品において、おなじみの卵型の頭をしたベルギー人探偵エルキュール・ポアロHercule Poirotがデビューしている。数編の作品発表のあと、独創的手法と意外な犯人によって評判の『アクロイド殺人事件』(1926)で推理作家の地歩を固めたが、この直後に有名な謎(なぞ)の失踪(しっそう)事件を起こし、翌々年に夫と離婚、30年に少壮考古学者M・マローワンと再婚するなどしてマスコミを騒がせたりした。

 クリスティが文字どおり「死の公爵夫人」とか「犯罪の女王」の名にふさわしい活躍をするのはこれ以後であって、『オリエント急行の殺人』(1934)、『ナイルに死す』(1937)、『そして誰(だれ)もいなくなった』(1939)、『白昼の悪魔』(1941)、『ゼロ時間へ』(1944)、『葬儀を終えて』(1953)、『鏡は横にひび割れて』(1962)、『動く指』(1968)など、晩年になっても衰えないアイデアと筆力で、66編の長編のほか短編、戯曲などを発表し続け、その芝居『ねずみとり』(1952初演)は驚異的なロングランを達成している。

 作品の特徴は、プロット上の卓抜なアイデアのなかに無理のないトリック、人間の性格からくる葛藤(かっとう)が巧みに導入されていることで、彼女が創作したポアロと並ぶもう1人の名探偵ミス・マープルは、人間の性格に目をつけて推理することを得意としている。推理小説のほかに、メリー・ウェストマコットMary Westmacot名でロマンチック小説も執筆したほか、『自伝』(1977)もある。1976年1月12日没。

[梶 龍雄]

『ロビンス著、吉野美恵子訳『アガサ・クリスティの秘密』(1980・東京創元社)』『キーティング他著、加藤恭平他訳『アガサ・クリスティー読本』(1978・早川書房)』『乾信一郎訳『アガサ・クリスティー自伝』(1978・早川書房)』『『世界ミステリ全集1 アガサ・クリスティ』(1972・早川書房)』

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精選版 日本国語大辞典

クリスティ
(Agatha Christie アガサ━) 英国の女流推理作家。探偵ポアロやミス=マープルが活躍する作品で知られる。代表作に「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」など。(一八九〇‐一九七六

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