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クルップ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

クルップ
Krupp von Bohlen und Halbach, Gustav
[生]1870.8.7. ハーグ
[没]1950.1.16. ザルツブルク近郊ブリュンバハ
ドイツ最大とうたわれた鉄鋼会社クルップの総支配人。 1902年養父の跡を継ぎ支配人となり,第1次世界大戦中兵器の生産で巨富を築いた。 1933年アドルフ・ヒトラーとの会見後,熱心な支持者となり,積極的に財政的支援に乗り出し,ドイツの再軍備を強く支持した。第2次世界大戦でも兵器生産に傘下の企業をあげて協力。戦後アメリカ軍事法廷で 12年の刑を言い渡されたが病気のため息子のアルフリートが代わって服役した。 (→クルップ家 )

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クルップ
Krupp AG
ドイツの重工業企業。1811年にフリードリヒ・クルップがエッセンに鋳鋼工場を建てたのが始まりで,その息子アルフレートのもとで一大コンツェルンに成長した。ことに 1840年代から兵器生産に乗り出し,軍備拡張を進める列強諸国に販売して巨利をあげ,ルールの鉄鋼,石炭を基礎にドイツ産業界に君臨した。1933年ナチス政権成立とともに積極的に協力,軍備拡大の主翼を担い,ナチス政権からも「クルップ法」によって保護された。第2次世界大戦後首脳部は戦争犯罪の罪を問われ,コンツェルンの解体が宣告されたが,1953年再建され,ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の企業として発展した。兵器生産からは離脱したが,中近東,南アメリカ,旧ソビエト連邦,東ヨーロッパ,さらに中国にまでプラント輸出を進めるなど海外政策も積極的に展開,1967年に一時経営難が伝えられたが,経営の近代化と政府保証の救済融資により立ち直った。1968年拡大策を推進するため有限会社に改組。1974年国内大手鉄鋼メーカーのシュタールベルケ・シュドベストファーレンを傘下に加え,さらに 1975年イランの国有鉄鋼会社と共同出資によるイラン=クルップ・インベストメントをスイスに設立,世界的な投資活動を進めた。おもな事業は鉄鋼,プラント,造船,機械エンジニアリング,貿易・サービス。貿易・サービス部門はグループ製品販売のほかチェーンストア,デパート,レストランなども経営した。1999年,競合のティッセンと合併してティッセンクルップとなった。(→クルップ家

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デジタル大辞泉

クルップ(Alfred Krupp)
[1812~1887]ドイツの製鋼業者。兵器や鉄道部品・車両などの生産で成功し、世界的軍需重工業コンツェルン、クルップ社を形成

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クルップ(〈ドイツ〉Krupp)

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世界大百科事典 第2版

クルップ【Alfred Krupp】
1812‐87
ドイツのクルップ社の基礎を築いた人物。エッセンに生まれ,1826年,14歳で亡父フリードリヒFriedrich(1787‐1826)のエッセンにあるささやかな鋳鋼所(フリードリヒ・クルップ商会。1811設立)を受け継ぎ,さじ圧延機の発明,鉄道建設ブームに対応した各種鉄道部品の製造などにより,クルップ社の基礎を確立した。43年以降彼が多大な力を注いだ鋳鋼製の大砲は優れた性能で諸外国の注目を集め,大砲は青銅製であるという当時の常識を塗りかえた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

クルップ【Krupp】

出典:三省堂
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クルップ【Krupp】
ドイツの大財閥。1811年建設の鋳鋼工場を二代目のアルフレッド(Alfred1812~1887)が発展させ兵器生産に着手。大戦に乗じて世界的な兵器企業家となり巨大財閥を築いた。

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精選版 日本国語大辞典

クルップ
〘名〙 (Krupp) 臨床医学で、喉頭ジフテリアなどの場合に発する一種のしわがれ声、病理解剖学では壊死(えし)を伴わない繊維素性の偽膜の形成をいう。格魯布。クループ。

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クルップ
[1] (Alfred Krupp アルフレート━) ドイツの製鋼業者。「るつぼ鋼法」を発明し、クルップ砲を製作。大軍需企業クルップ社の発展の基礎を築いた。(一八一二‐八七
[2] ドイツのクルップ社(現在はティッセン‐クルップ社)。また、同社製の後装砲。クルップ砲。
※福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉一身一家経済の由来「此処ではクルップの鉄砲だ、隣ではアームストロングの大砲だ」

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旺文社世界史事典 三訂版

クルップ
Krupp
ドイツの鉄鋼・兵器産業を中心とする財閥
フリードリヒ=クルップが1811年エッセンに鉄鋼工場を建て,子のアルフレッド=クルップの代から普墺戦争普仏戦争に乗じて発展した。アルフレッドはベッセマー製鋼法を導入し,「大砲王」と呼ばれる。その子フリードリヒ=アルフレッド=クルップの代には世界有数の軍需企業となり,「死の商人」として世界各国に兵器を販売し,ヒトラーはクルップ家に対し超市民待遇を与えるなど優遇した。第二次世界大戦後連合軍により解体されたが,着々と復興し,1960年ごろには世界有数の大企業となった。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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