@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

クロラール

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

クロラール
chloral
トリクロロアセトアルデヒドともいう。抱水クロラールに濃硫酸を加えて蒸留すると得られる刺激臭のある無色液体。融点-57.5℃,沸点 97.83℃。催眠剤。麻酔法の開発期に用いられた。クロロベンゼンとともに DDT原料としても用いられた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

クロラール(chloral)
刺激臭のある無色の液体。エチルアルコール塩素を作用させて作る。DDTの原料に用いられた。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

クロラール
 C2HCl3O(mw147.40).Cl3CCHO.トリクロロアセトアルデヒド化学合成の原料などとして使われる.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

クロラール【chloral】
脂肪族アルデヒドの一つ。化学式CCl3CHO。トリクロロアセトアルデヒドともいう。刺激臭のある無色の液体。融点-57.5℃,沸点97.83℃。エチルアルコールを塩素化し,合成する。重合しやすく,白色粉末のメタクロラールとなる。また当量の水と水和物を形成し,抱水クロラールchloral hydrate CCl3CH(OH)2となる。抱水クロラールは,融点51.6℃の無色板状結晶で,96℃でクロラールと水に分解する。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

クロラール【chloral】
トリクロロアセトアルデヒドの別名。化学式 CCl3CHO エタノールに塩素ガスを作用させてつくる刺激臭のある無色の液体。アンモニア性硝酸銀を還元するので、銀の検出・定量試薬に用いる。 DDT の原料として用いた。また、水を作用させて得られる結晶は抱水クロラールと呼ばれ、催眠薬に用いられたが、副作用が強く現在は用いられない。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

クロラール
くろらーる
chloral
脂肪族アルデヒドの一つ。正式にはトリクロロエタナールというが、トリクロロアセトアルデヒドともいう。刺激臭のある無色油状液体。エタノールに塩素を作用させて合成する。当量の水と反応して抱水クロラールCCl3CH(OH)2を生成する。抱水クロラールは融点51.6℃、沸点96~98℃の無色板状晶。クロラールはエタノールと反応してクロラールエチラートとなる。抱水クロラールと濃硫酸を振り混ぜ、油層を分離し、蒸留するとクロラールが容易に得られる。催眠作用がある。[谷利陸平]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

クロラール
〘名〙 (Chloral)⸨クロラル⸩ アセトアルデヒドの誘導体の一つ。化学式 CCl3CHO 刺激臭のある無色の液体。エチルアルコールに塩素を作用させてつくる。殺虫剤DDTの製造原料として、また分析試薬などに用いられる。また、当量の水を加えると、無色板状の抱水クロラール(化学式 CCl3CHO・H2O)に変化し、催眠剤などに用いられる。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

クロラール
クロラール
chloral

trichloroacetaldehyde.C2HCl3O(147.39).CCl3CHO.エチルアルコールの塩素化で生成するヘミアセタールCl3CCH(OH)OC2H5を加水分解して合成する.刺激臭のある無色の液体.融点-57 ℃,沸点98 ℃.1.512.1.512.等モル量の水を加えると発熱して抱水クロラールCCl3CH(OH)2に変化する.抱水クロラールは無色の板状晶.融点57 ℃,沸点96~98 ℃(クロラールと水に解離).水に易溶.LD50 479 mg/kg(ラット,経口).抱水クロラールに濃硫酸を加えて蒸留すればクロラールが得られる.銀の検出および定量試薬のほか催眠剤として用いられる.[CAS 75-87-6]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

クロラール」の用語解説はコトバンクが提供しています。

クロラールの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation