●クロルプロマジン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クロルプロマジン
chlorpromazine
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デジタル大辞泉
クロルプロマジン(chlorpromazine)
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栄養・生化学辞典
クロルプロマジン

神経安定薬の一つで,また鎮静作用,制吐作用も示す.ドーパミン,α1受容体,ヒスタミン受容体,セロトニン受容体などに作用してリガンドの作用を遮断するとされる.
出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版
くろるぷろまじん【クロルプロマジン】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
クロルプロマジン
くろるぷろまじん
chlorpromazine
局方名を塩酸クロルプロマジンといい、強力精神安定剤(メジャートランキライザー、抗精神病薬)の代表的薬物である。1950年にフランスのローンプラン社でフェノチアジン系化合物の研究からみいだされた。精神神経科における薬物療法の進歩はクロルプロマジンの登場から始まるとも考えられる。中枢神経および自律神経の抑制作用により鎮静、制吐、麻酔および催眠強化の目的で使用される。適応は、統合失調症(精神分裂病)、人工冬眠、そう病、神経症における不安、緊張、悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、吃逆(きつぎゃく)(しゃっくり)、破傷風に伴うけいれん、麻酔前投薬、鎮静・鎮痛剤の強化など。錠剤(12.5ミリグラム、50ミリグラム、100ミリグラム)、10倍散、顆粒(かりゅう)、シロップ、注射液(0.5%、1%、2.5%)の製品が市販されている。「ウインタミン」「コントミン」が有名である。
[幸保文治]
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精選版 日本国語大辞典
クロルプロマジン
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化学辞典 第2版
クロルプロマジン
クロルプロマジン
chlorpromazine
2-chloro-10-[(3-dimethylamino)propyl]phenothiazine.C17H19ClN2S(318.87).2-クロロフェノチアジンにナトリウムアミドの存在下で3-(ジメチルアミノ)プロピルクロリドを作用させると得られる.アミン臭のある油状液体.沸点200~205 ℃(0.1 kPa).精神分裂症に用いられるトランキライザー.少量で鎮静作用を,大量で睡眠を起こさせる.塩酸塩は白色の結晶.融点194~196 ℃.LD50 405 mg/kg(マウス,経口)[CAS 50-53-3][CAS 14923-91-2:塩酸塩]
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