●クロロプレン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
クロロプレン
chloroprene
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デジタル大辞泉
クロロプレン(chloroprene)
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世界大百科事典 第2版
クロロプレン【chloroprene】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
クロロプレン
くろろぷれん
chloroprene
ハロアルケン(ハロゲン原子をもつアルケン)の一つ。正しくは2-クロロ-1,3-ブタジエンという。揮発性の無色液体。工業的製法として、ブタジエンから合成する方法がある。ブタジエン法は、ブタジエンを300℃で塩素化したのち銅塩触媒により異性化させて得た3,4-ジクロロ-1-ブテンを、水酸化ナトリウム水溶液で脱塩化水素することにより製造する。
光、熱、酸素により容易に重合する。乳化重合して得た重合体は耐熱性、耐薬品性、耐老化性、難燃性をもち、ネオプレンの商品名で知られる合成ゴムとして広く利用され、またゴム系接着剤としても用いられている。
[谷利陸平]
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精選版 日本国語大辞典
クロロプレン
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化学辞典 第2版
クロロプレン
クロロプレン
chloroprene
C4H5Cl(88.54).2-クロロ-1,3-ブタジエン(2-chloro-1,3-butadiene)ともいう.脂肪族ハロゲン置換ジオレフィン類の一つ.工業的製法は,アセチレンを二量化してビニルアセチレンを合成し,これに塩化水素を付加する方法から,ブタジエンに塩素付加すると得られる3,4-ジクロロ-1-ブテンを,脱塩化水素して合成する方法へと転換している.重合すると得られる合成ゴムは,耐候性,耐老化性,耐油性,耐薬品性にすぐれている.揮発性の無色の液体.沸点59.4 ℃.
0.9585.
1.4583.各種有機溶剤に可溶,水に不溶.合成ゴム(クロロプレンゴム)の製造原料に用いられる.[CAS 126-99-8]
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