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グリーン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

グリーン
Green, Frederick Lawrence
[生]1902
[没]1953
アイルランドの小説家。代表は若い独立運動の闘士主人公とする『邪魔者は消えろ』 Odd Man Out (1945) 。

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グリーン
Green, George
[生]1793.7.14. スナイントン
[没]1841.3.31. スナイントン
イギリスの数学者。前身はパン屋で,数学を独学で勉強し,40歳でケンブリッジ大学に入った。 1837年に卒業するとき,数学の成績は最高であった。 39年にケンブリッジの2つのカレッジの評議員に選ばれた。その著『数学解析の電気,磁気理論への応用』 (1828) において「ポテンシャル」という言葉を導入し,いわゆる「グリーンの定理」を述べている。しかし独特の書き方のため,当時は一般に理解されず,46年に W.トムソン (→ケルビン ) が取上げて,初めて世に知られるようになった。この著作は,19世紀のイギリス数理物理学の始りを告げるものである。このほか,n 次元空間における流体平衡の法則について (32) ,また楕円体の振動によって生じる流体の運動について (33) の論文を書いている。

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グリーン
Green, Henry
[生]1905.10.29. グロスターシャーテュークスベリー
[没]1973.12.13. ロンドン
イギリスの小家。本名 Henry Vincent Yorke。小説技巧に関心が強く,象徴的手法による細かい心理描写を特色とする。『生きる』 Living (1929) ,『愛する』 Loving (45) ,『結論する』 Concluding (48) などの小説がある。

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グリーン
Green, John Richard
[生]1837.12.12. オックスフォード
[没]1883.3.7. マントン
イギリスの歴史家。オックスフォード大学に学び,1860年聖職についたが,69年病身のため聖職を退き,ロンドン,ランベスのカンタベリー大主教邸図書室司書をつとめながら歴史研究に従事。『イギリス国民小史』A Short History of the English People (1874) で名声を博した。

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グリーン
Green, Julien Hartridge
[生]1900.9.6. パリ
[没]1998.8.13. パリ
フランスの作家。両親はアメリカ南部出身の海外移住者。 1919年渡米,バージニア大学卒業後,フランスに定住した (国籍はアメリカ) 。 22年頃からイギリスの作家についての評論を雑誌に発表して文壇にデビュー,以後多くの小説,評論,戯曲,日記を刊行した。 F.モーリヤックの影響を受け,作品にはカトリックの問題が色濃く出ているが,夢想や幻想領域を探究することによって,より広い視野を獲得することに成功している。主著『閉ざされた庭』 Adrienne Mesurat (1927) ,『を追う人』 Le Visionnaire (34) ,『真夜中』 Minuit (36) ,『モイラ』 Moïra (50) 。自伝夜明け前の出発』 Partir avant le jour (63) のほか,10巻の『日記』がある。アカデミー・フランセーズ会員 (71~96) 。

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グリーン
Green, Marshall
[生]1916.1.27. マサチューセッツ,ホリオーク
[没]1998.6.6. ワシントンD.C.
アメリカの外交官。エール大学卒業。外交官として各国在勤ののち 1959~60年国務次官補代理。 65~69年インドネシア駐在大使。 69年1月ベトナム和平会談 (パリ会談) 代表。 69~73年国務次官補 (東アジア・太平洋地域担当) 。 73~75年オーストラリア駐在大使,75~79年人口問題対策委員。

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グリーン
Green, Paul Eliot
[生]1894.3.17. ノースカロライナ,リリングトン
[没]1981.5.4. ノースカロライナ,チャペルヒル
アメリカの劇作家。黒人や貧しい白人の生活を描いた作品が多い。『アブラハムの胸に』 In Abraham's Bosom (1927) でピュリッツァー賞受賞。代表作『コネリー家』 The House of Connelly (31) ,表現主義的反戦劇『ジョニー・ジョンソン』 Johnny Johnson (36) 。その後植民地時代の移民を主題とした野外劇に興味を示し,『われらが父祖の信念』 Faith of our Fathers (50) その他を発表している (→シンフォニック・ドラマ ) 。

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グリーン
Green, Thomas Hill
[生]1836.4.7. ヨークシャー,バーキン
[没]1882.3.26. オックスフォード
イギリスの哲学者。オックスフォード大学ベイリオル・カレッジで学んだ。 1860年同大学フェロー,78年同大学道徳哲学教授。当時支配的であった H.スペンサーの経験論的自然主義,J. S.ミルの感覚論に反対し,ドイツ観念論,ことにカントヘーゲルの影響を受け,新カント学派,新ヘーゲル学派の立場から,いわゆる自我実現論 self-realization theoryを提唱した。主著"Introduction to Hume's Treatise of Human Native" (1874) ,A. C.ブラッドリー編『倫理学序説』 Prolegomena to Ethics (83) ,R. L.ネットルシップ編"The Works of Thomas Hill Green" (85~88) ,B.ボーザンケト編"Theory of Political Obligation" (95) 。

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グリーン
Green, Valentine
[生]1739
[没]1813
イギリスの版画家。初めライン・エングレービング (彫刻銅版) を修得し,1765年ロンドンに出てからメゾチント技法を用い,J.レイノルズや B.ウェストなどの絵に基づく版画を多数制作。イギリスのメゾチントの最高の版画家の一人。作品には婦人肖像が多い。

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グリーン
Green, William
[生]1873.3.3. オハイオ,コショクトン
[没]1952.11.21. オハイオ,コショクトン
アメリカの労働運動指導者。 16歳で炭鉱労働者となり,のち統一炭鉱労働者組合 UMWAで活躍して頭角を現した。 1913年アメリカ労働総同盟 AFLの執行部の一員となり,24年 AFL会長に就任。保守的な面が強かったが,30年代以降の労働運動の発展に貢献した。

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グリーン
Greene, Daniel Crosby
[生]1843.2.11. マサチューセッツ,ロックスベリ
[没]1913.9.15.
アメリカの組合派教会宣教師。ダートマス大学出身。明治2 (1869) 年 11月,ボストンのアメリカン・ボード最初の日本派遣宣教師として来日,1913年まで神戸伝道にあたった。

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グリーン
Greene, Graham
[生]1904.10.2. バーカムステッド
[没]1991.4.3. スイス,ブベー
イギリスの小説家。オックスフォード大学卒業後,カトリックに改宗,ジャーナリズムに入り映画批評を手がける。初期の小説『内なる私』 The Man Within (1929) などは心理分析を用いたアクション小説だが,彼は自作を「本格的小説」と「エンターテインメント」に分けてそれぞれの特色を生かそうとした。前者には少年ギャングを主人公とする『ブライトン・ロック』 Brighton Rock (1938) ,メキシコ革命中の司祭を通してカトリック信仰の問題を扱う『権力と栄光』 The Power and the Glory (1940) や,『事件の核心』 The Heart of the Matter (1948) ,『情事の終り』 The End of the Affair (1951) などがある。「エンターテインメント」としては,『スタンブール特急』 Stamboul Train (1932) ,『恐怖省』 The Ministry of Fear (1943) ,『ハバナの男』 Our Man in Havana (1958) などがあり,スピード感のある会話とアクションを特色とし,その多くは映画化された。また,映画『落ちた偶像』 The Fallen Idol (1948) ,『第三の男』 The Third Man (1949) のシナリオがある。 1952年インドシナ,アメリカに旅行,『おとなしいアメリカ人』 Quiet Americans (1955) を発表。ほかに『喜劇役者』 The Comedians (1966) ,『名誉領事』 The Honorary Consul (1973) ,戯曲『居間』 The Living Room (1953) ,短編集『現実感』 Sense of Reality (1963) ,自伝『ある種の人生』A Sort of Life (1971) など。現代イギリスの最も重要なカトリック作家

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グリーン
Greene, Nathanael
[生]1742.8.7. アメリカ,ロードアイランド,ポトウォマット
[没]1786.6.19. アメリカ,ジョージア,マルベリーグローブ
アメリカ独立戦争期の軍人将軍。 1770年ロードアイランドのコベントリーに定住し,独立戦争勃発とともに G.ワシントンを助けて 75~76年ボストン攻囲戦に参加,76年ニューヨーク市付近の戦闘を指揮。 78年 10月 G.ワシントンの要望により H.ゲーツに代って南方軍司令官に就任し,南部作戦を指揮し,独立軍の最終的勝利に貢献した。

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グリーン
Greene, Robert
[生]1558頃.ノーフォーク,ノリッジ
[没]1592.9.3. ロンドン
イギリスの劇作家,物語作家,詩人,パンフレット作家。「大学出の才人」の一人。放縦の果て悲惨な死をとげた。文筆生計を立てた最初の職業作家で雑多な作品を書いた。 J.リリーや P.シドニーをまねて『パンドスト』 Pandosto (1588) など多くの伝奇物語をものし,マーローにならって『アルフォンサス』 Alphonsus (88頃作,99刊) を書き,ロマンス仕立ての傑作喜劇『ベーコン修道士とバンゲー修道士の栄光の物語』 The Honorable Historie of Friar Bacon and Friar Bungay (91頃作,94刊) などによってエリザベス朝の民衆演劇を確立したが,より有名なのは,当時のロンドンの暗黒面を描いた写実的なパンフレットや自伝的な一連の散文で,そのなかの一つ『一文の知恵』A Groathworth of Wit (92) には,劇壇の新進としてのシェークスピアに関する誹謗的言及が見出される。

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デジタル大辞泉

グリーン(Graham Greene)
[1904~1991]英国の小説家。カトリックの立場から、現代人の不安と虚無とを描く。作「権力と栄光」「情事の終わり」など。

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グリーン(green)
緑色。
草地。緑地。芝生。(観葉)植物。

㋐ゴルフ場で、ホール(穴)の周囲の、芝を短く刈って整備した区域。
㋑ゴルフコース。「グリーンに出る」
他の語の上に付いて複合語をつくる。
㋐環境保全の。自然保護の。また、自然保護運動の、の意を表す。「グリーンエネルギー」「グリーン家電」
㋑若々しい、の意を表す。「グリーンエージ」

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グリーン(Julien Green)
[1900~1998]フランスの小説家。精神と肉体の相克、信仰と罪などの問題をカトリックの立場から追究した。小説「幻を追う人」「閉された庭」「アシジの聖フランチェスコ」など。

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グリーン(Thomas Hill Green)
[1836~1882]英国の哲学者。新ヘーゲル主義の立場から自我実現説を説いた。主著「倫理学序説」。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

グリーン Greene, Daniel Crosby
1843-1913 アメリカの宣教師。
1843年2月11日生まれ。明治2年アメリカン-ボードから日本に最初に派遣され,7年摂津第一公会(現神戸教会)を創立。横浜にうつり,13年J.C.ヘボンらと日本語訳「新約聖書」を完成させた。のち同志社英学校教授,日本アジア協会会長。大正2年9月15日神奈川県葉山で死去。70歳。マサチューセッツ州出身。アンドーバー神学校卒。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

色名がわかる辞典

グリーン【green】
色名の一つ。JISの色彩規格では「あざやかな」としている。一般に、黄色の中間の色のこと。ブルーレッドとともに光の三原色の一つ。日本語では和名の「緑」と訳されるが、JISの色彩規格で緑は「明るい緑」で、グリーンよりも少し薄い色をさしている。ただし、草木の葉の色をイメージしているのはどちらも同じ。ゴルフ場の芝生をグリーンという。また派生した色が数多いのも共通している。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

グリーン【Aleksandr Stepanovich Grin】
1880‐1932
ロシアソビエトの作家。グリーンは筆名で,本名はグリネフスキーGrinevskii。父は政治犯としてシベリア流刑になったポーランド人である。幼いころから欧米の冒険小説を読した彼は冒険に憧れ,10代の半ばから放浪の旅に出て,船乗り漁師,金鉱探し,志願兵などの職を転々とし,軍隊ではエス・エル党の感化を受けてその活動家となり,3度投獄された。ソビエト文学にはまれな幻想的でロマンティックな作風が,作者自身の特異な経歴とあいまって一世を風靡した。

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グリーン【Daniel Crosby Greene】
1843‐1913
アメリカの宣教師。マサチューセッツ州生れ。シカゴ神学校,アンドーバー神学校に学び,アメリカ外国伝道委員会(アメリカン・ボード)の日本最初の宣教師として1869年来日。神戸で伝道し,74年神戸公会を設立,同年より横浜で新約聖書の翻訳に従事,81年より同志社で神学を教え,その赤煉瓦建築を設計した。90年より東京で伝道,社会事業に携わり,日本宣教師同盟の活動を推進し,アジア協会,平和協会の会長などを歴任した。

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グリーン【Graham Greene】
1904‐91
イギリスの小説家。オックスフォード大学時代は一時共産主義に共鳴したが,まもなく幻滅し,1926年カトリックに改宗した。初めはジャーナリストの道に進んだが,密輸団を逃げ出した男を主人公にして,一種スリラー仕立てながら,近代心理小説の手法も十分に活用して倫理的宗教的問題を提示した小説《内なる私》(1929)で認められた。この後《ここは戦場だ》(1934),《英国が私をつくった》(1935)のような本格的な小説や,もっとスリラー性の濃い,グリーン自身が〈娯楽物〉と名づける《スタンブール特急》(1932),《拳銃売ります》(1936),《密使》(1939),《恐怖省》(1943)などを次々と発表し,一種痛烈な文明批判を見せた。

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グリーン【Henry Green】
1905‐73
イギリスの小説家。実業家ヘンリー・ビンセント・ヨークHenry Vincent Yorkeの筆名。オックスフォード大学を出て家業を継ぎながらひそかに文筆に従事。バーミンガムの労働者の生活を描いた《生きること》(1929),ロンドンの中産階級の恋愛を描いた《溺愛》(1952)などのほか《パーティ行》(1939),《愛すること》(1945)などがある。題材の範囲は広く,V.ウルフの流れを汲む心理小説的なものに風俗喜劇的な要素をもちこみ,凝った文章で〈生(せい)の状態〉そのものを伝える。

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グリーン【Julien Green】
1900‐98
フランスの作家。両親ともアメリカ南部の出身で,生粋のアメリカ人であるが,パリに生まれ,厳格な新教徒である母の教育,アイルランド系の人種的要素,フランス的教育,鋭い感受性と夢想性が複雑な資質をつくりあげた。14歳で母を失い,宗教的不安のなかでカトリックに改宗,第1次大戦後,バージニア大学に学び,帰国後文筆活動に入る。《アドリエンヌ・ムジュラ》(1927),《レビアタン》(1929)などの小説で,孤独な人間の不安,苦悶,狂気を描いて文壇地歩を固め,ついで,《幻を追う人》(1934),《真夜中》(1936)などで幻想的かつ神秘的な作風を確立する。

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グリーン【John Richard Green】
1837‐83
イギリスの歴史家。1860年オックスフォード大学卒業後,国教会の聖職についたが,病弱のため辞任し,69年以降ランベス宮(カンタベリー大主教のロンドン邸)の図書室司書となり,歴史の研究・叙述に専念した。主著《イギリス国民小史》(1874)は小史と称しながら1000ページを超す大著で,代表的なイギリス通史として,日本でも愛読された。ほかに《イングランド形成》(1882),《イングランドの征服》(1883)などの著書がある。

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グリーン【Robert Greene】
1558‐92
ルネサンス期のイギリスの作家。ケンブリッジ大学を出てイタリア,スペインを旅行したのち文筆生活に入ったが,無頼放蕩の生活を続け,そのもようと間欠的に彼を襲う改悛衝動とを自伝風に書き綴った小説やパンフレットを数多く残した。初期に属するいく編かのボッカッチョ風の奇想をこらした散文物語は,ほとんどが教訓的内容をもち,J.リリーの《ユーフュイーズ》の文体を模している。それ以外にも《パンドストー》(1588)や《メナフォン》(1589)など抒情的な小曲をちりばめた牧歌的ロマンスを書き,また窃盗・詐欺百般の手口を克明に描いた風刺譚や対話編のシリーズをものして人気を博した。

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グリーン【Thomas Hill Green】
1836‐82
イギリス新理想主義学派の哲学者。オックスフォード大学に学び,同大学道徳哲学教授となって生涯を過ごした。プラトンをはじめギリシア哲学を研究するとともに,ドイツ観念論哲学に深く学び,主著《倫理学序説》(1883)などで自我実現を核心とする人格的自由主義の哲学を説いた。それは,当代の経験主義的自然主義,実証主義的現実主義の思潮を批判して,精神的価値の積極的実現を求める自我の完成を,個人の人格形成の目的とするとともに,これを促進するのが社会の義務と考える哲学であった。

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ぐりーん【グリーン】

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大辞林 第三版

グリーン【green】
緑。緑色。
緑地。草の生えた土地。
ゴルフ場で、パッティングのために、特に整備してある区域。
名詞について、「環境に配慮した」「環境に優しい」などの意を表す。

出典:三省堂
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グリーン【Green】
Julien G. 1900~1998 フランスの小説家・劇作家。アメリカ人を両親にパリに生まれる。精神と肉体の葛藤かつとうと、破滅的結末をカトリックの立場から描いた。小説「アドリエンヌムジュラ」「幻を追う人」など。
Thomas Hill G. 1836~1882 イギリスの哲学者。ドイツ観念論の影響を受け、自己実現の説を唱える。公共善を規準として功利主義を批判し、道徳的自由主義を主張。

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グリーン【Graham Greene】
1904~1991 イギリスの小説家。宗教的主題をスリラー的手法で追求する独自の作風を確立した。代表作「権力と栄光」「情事の終わり」

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グリーン【Aleksandr Stepanovich Grin】
1880~1932 ソ連の小説家。ソ連には珍しい幻想的な作風で、架空の土地を舞台にしたロマンティックな作品を数多く書いた。代表作「波の上を駆ける女」「真紅の帆」「輝く世界」

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図書館情報学用語辞典

グリーン
1837-1918.米国マサチューセッツ州ウスター生まれ.ウスター公共図書館長で,レファレンスサービス概念の提唱者.1858年ハーバード大学卒業.1876年11月30日発行のLibrary Journalの記事,「図書館員と利用者の人的関係」において,図書館員は人的サービスを提供することによって利用者が適切な本を選び出すための手助けをすべきであると述べた.この論文がきっかけになって,19世紀末までに図書館でレファレンスサービス組織を作ることが普及した.アメリカ図書館協会創設メンバーのひとりで,1891年会長就任.

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
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367日誕生日大事典

グリーン
生年月日:1837年12月12日
イギリスの歴史家
1883年

出典:日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」
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精選版 日本国語大辞典

グリーン
〘名〙 (green)
① 緑。緑色
※風俗画報‐三三二号(1906)流行門「少女帽〈略〉グリーン、ブリューなど専ら喜ばる」
② 芝生。特にゴルフで、パッティングのために整備してある芝生の区域。パッティング‐グリーン。
※寝園(1930‐32)〈横光利一〉「グリーンの中の奈奈江の姿を探してゐたが」
③ 植物。特に、インテリア、ガーデニングなどで扱うもの。「グリーンハウス」「室内にグリーンを置く」

出典:精選版 日本国語大辞典
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グリーン
[一] (John Richard Green ジョン=リチャード━) イギリスの歴史家。聖職者・司書を経て、歴史研究に没頭。主著「イギリス国民小史」は、英国民の社会的文化的発展を生き生きと描く。ほかに「イングランドの成立」「イングランドの征服」など。(一八三七‐八三
[二] (Thomas Hill Green トマス=ヒル━) イギリスの哲学者。オックスフォード大学教授。ドイツ観念論哲学の影響を受けて、自我実現説を説き、個人は自発的な自由志をもってその本性の実現につとめねばならないとした。主著「倫理学序説」。(一八三六‐八二
[三] (Graham Greene グレアム━) イギリスの小説家、劇作家。カトリック作家として、現代人の不安と虚無、宗教的倫理的主題を追究。代表作に「ブライトン‐ロック」「権力と栄光」「事件の核心」「第三の男」など。(一九〇四‐九一
[四] (Julien Green ジュリアン━) フランスの小説家、劇作家。パリで生まれ育つが、両親はアメリカ南部出身。二〇世紀フランスの代表的なカトリック作家の一人で、精神と肉体の相克、信仰と罪などの問題を追究した。著「アドリエンヌ・ムジュラ」「幻を追う人」「モイラ」など。(一九〇〇‐九八

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