●グルジア語【グルジアゴ】
デジタル大辞泉
グルジア‐ご【グルジア語】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
グルジアご【グルジア語 Georgian】
グルジア共和国の公用語。南カフカス諸語(南コーカサス諸語,カルトベリ諸語ともいう)の一つ。言語人口351万人はカフカス諸語のなかで最大である。5個の母音音素と28個の子音音素をもつ。能格ergativeという特殊な格があり,これは他動詞の主語に用いられる。例:γmert‐ma kmna sopeli グメルトマ(神が,‐ma造格語尾で能格),クムナ(作った),ソペリ(世界を,‐i主格語尾),〈神が世界を作った〉。
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
グルジア語
グルジアご
Georgian language; Kartuli ena
南カフカス諸語の一つ。ジョルジア語(ジョージア語)ともいう。ジョージア(グルジア)の公用語で,ジョージアを中心に,アゼルバイジャンの一部,トルコ北西部,イランのイスファハン州の農村部など,約 365万人によって使われている有力な言語。方言的には東部と西部に二分される。最古の碑文は 5世紀にさかのぼる。新グルジア標準語は東部方言を元に 19世紀中頃になって確立した。5母音,28子音をもち,文法上は,カフカスの言語の特徴である能格 ergative(語尾-m,-ma)をもっていることで知られる。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
グルジア‐ご【グルジア語】
〘名〙 カフカス諸語を代表する最有力言語。グルジアおよびその隣接地帯で話される。古くからの文献を有し、独特の文字で表記される。ジョルジア語。
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「グルジア語」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●グルジア語の関連情報