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グレアム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

グレアム
Graham, Evarts Ambrose
[生]1883.3.19. シカゴ
[没]1957.3.4.
アメリカの外科医。 1933年,J.シンガーとともに肺癌に対する肺切除術を初めて行い,その患者術後 30年以上生存した。当時まで肺癌は不治の病気であったが,以来アメリカで数千人がこの手術で救われている。また胆嚢のX線写真撮影に,造影剤としてテトラヨードフタレインソジウムを使う方法は彼の始めたもので,グレアム試験と呼ばれている。

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グレアム
Graham, Sir James Robert George
[生]1792.6.1. カンバーランド,ネザービー
[没]1861.10.26. カンバーランド,ネザービー
イギリスの政治家。 1818~21,26~37,38~61年ホイッグ党下院議員。 30年 C.グレー内閣の海相,選挙法改正法案起草4人委員会の一員。 34年アイルランド国教会の問題で辞任,保守党に転じ,41~46年 R.ピール内閣内相。 50年のピールの没後は,下院におけるピール派の指導者となった。 52年アバディーン連立内閣の海相。 55年蔵相 W.グラッドストンとともに辞職

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グレアム
Graham, Thomas
[生]1805.12.20. グラスゴー
[没]1869.9.11. ロンドン
イギリスの化学者。スコットランドで教育を受け,父親の反対を押切って化学の道へ進み,ロンドンのユニバーシティ・カレッジの化学教授 (1837~55) を経て,造幣局長官をつとめた (55~69) 。 1841年にはイギリス化学会初代会長に就任。気体の拡散を研究し,1831年グレアムの法則を発見。さらに 61年には,溶液中の分子拡散を研究し,物質コロイドクリスタロイド (晶質) に2分した。近代コロイド化学の父と呼ばれている。

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グレアム
Graham, William
[生]1918.11.7. ノースカロライナ,シャーロット
[没]2018.2.21. ノースカロライナ,モントリート
アメリカ合衆国の伝道者。フルネーム William Franklin Graham, Jr.。通称ビリー・グレアム。17歳のときに伝道集会の場で回心し,オハイオ州ボブ・ジョーンズ大学,フロリダ聖書学校で学ぶ。1949年「青年をキリストへ運動」の指導者として,世界各地で,放送,大集会,文書を駆使した大規模な大衆伝道を開始,1970年代初めまでに聴衆 4000万人を集め,100万人を入信させたといわれる。ビリー・グレアム伝道協会を設立した。主著 "Calling Youth to Christ"(1947),"America's Honour of Decision"(1951),"Peace with God"(1953),"Secret of Happiness"(1955),"Seven deadly Sins"(1956)。

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グレアム
Grahame, Kenneth
[生]1859.3.8. エディンバラ
[没]1932.7.6. バークシャー
イギリスの児童文学者。銀行に勤めるかたわら,『イエロー・ブック』誌などに寄稿した。エッセー集『黄金時代』 The Golden Age (1895) は子供への深い理解を示し,息子に語り聞かせた話を発展させた『楽しい川辺』 The Wind in the Willows (1908) は,児童文学傑作と認められている。

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デジタル大辞泉

グレアム(Thomas Graham)
[1805~1869]英国物理学者化学者。気体拡散に関するグレアムの法則を発見。クリスタロイド(晶質)・コロイド概念を導入して、コロイド化学を創始した。

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世界大百科事典 第2版

グレアム【Kenneth Graham】
1859‐1932
イギリスの児童文学者。早くから父母を失い,オックスフォード大学進学を断念し,イングランド銀行に勤めながら文筆に従事した。子どもの世界を描いた《黄金時代》(1895),《夢の日々》(1898)もすぐれた作品であるが,彼の最大傑作は幼い息子のために語った川辺の小動物の物語《の風》(1908。邦訳《ひきがえるの冒険》)で,A.A.ミルンなどにも大きな影響を与えた。彼の作中の子どもたちはいわゆるいい子でなく,おとなたちを出し抜くことの大好きな楽しい子どもたちである。

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グレアム【Thomas Graham】
1805‐69
イギリスの化学者。グラスゴー生れ。グラスゴー大学修士(1826)。エジンバラ大学で研究,アンダーソン大学教授,ロンドン大学教授を歴任。1834年にローヤル・ソサエティ会員となる。その間ロンドン化学会の創立に尽くし初代会長(1841),造幣局長官(1854‐69)を務め,現職のまま。1831年には気体の拡散速度と密度に関するグレアムの法則を発表して,混合気体分離の可能性を示した。33年にはリン酸の研究によって多価の無機酸(多塩基酸)の概念を提唱して,J.vonリービヒに影響を与えた。

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グレアム【William Franklin Graham】
1918‐ 
アメリカの南バプティスト教会の牧師。第2次大戦後のもっとも有名な大衆伝道者。ビリー・グレアムと呼びならわされる。ノース・カロライナ州生れ。ホイートン・カレッジ卒業(1943)。1949年,ロサンゼルスの伝道集会で三十数万の人びとを集め一躍名をなし,その後〈ビリー・グレアム福音伝道協会〉を組織。雑誌,ラジオ,テレビなどのマス・メディアを用いてリバイバル(信仰復興)運動を展開。アメリカのみならず日本を含め世界各地で大伝道集会を数日から数週間にわたって開き,単純にキリスト教を信ずるように訴える。

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精選版 日本国語大辞典

グレアム
(Thomas Graham トマス━) イギリスの化学者。ロンドン大学教授、造幣局長官を歴任。塩類の組成の決定や、気体の拡散に関する「グレアムの法則」を発見、またコロイド化学の分野を創設した。主著「化学綱要」など。(一八〇五‐六九

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