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グージュ

デジタル大辞泉

グージュ(Olympe de Gouges)
[1748~1793]フランス革命期、ジロンド派の女性活動家。女性解放運動先駆者。「人権宣言」が女性の権利を無視しているとして、男女平等を唱える「女権宣言」を著した。のち、反逆罪のかどでジャコバン派により処刑された。

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世界大百科事典 第2版

グージュ【Olympe de Gouges】
1748‐93
フランスの女流劇作家,政治パンフレット作家。フランス革命前から奇抜で突飛なユートピズムと鋭い政治的先見性の混在した数々の愛国的ビラ小冊子を著す。彼女は,〈革命によって女性は軽蔑以外の何物も得なかった〉と憤り,〈人権宣言〉をなぞった〈女性と女市民の権利宣言〉17ヵ条(1791)を発表して,フェミニストとして有名になる。同宣言で〈人権宣言〉の男性と同じ基本的人権・市民的権利・義務を要求し,男性と同等の権利をもつ前提として,父子関係確認の権利は女性が握るとした。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

グージュ【Olympe de Gouges】
1748~1793 フランス革命期の女性政治活動家。ジロンド派に属し、「女性と女性市民のための権利宣言」(1791年)を書くなど、フェミニズムの先駆者として活躍したが、国王の処刑に反対したという理由で、ジャコバン派により処刑された。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

グージュ
ぐーじゅ
Olympe de Gouges
(1748―1793)

フランス革命期にパリで活躍した女性解放の先駆者。本名Marie Gouze。劇作家、雄弁家、即興詩人で、南フランスの貧しい家に生まれ字が読めなかったともいわれるが、1日に一つの悲劇を口述したほど多才で、喜劇においても成功した。1789年公布の「人権宣言」が女性を無視していることに対抗して、17条からなる「女権宣言」Déclaration des droits de la femme et de la citoyenneを1790年にマリ・アントアネットに奉呈(ほうてい)している(出版は1791年)。これは、冒頭から女性参政権を要求し、「第1条、女性は生まれながらに自由であり権利において男性と平等である」と規定し、男性と平等な財産権、労働権を不可譲な自然権だと主張、史上最初の女権宣言である。ロベスピエールによって弾圧され、ギロチンで処刑された。

[白井尭子]

『辻村みよ子著「フランス革命と『女権宣言』」(『法律時報』1976年1月号所収・日本評論社)』『オリヴィエ・ブラン著、辻村みよ子訳『女の人権宣言――フランス革命とオランプ・ドゥ・グージュの生涯』(1995・岩波書店)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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