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ゲル【げる】

日本大百科全書(ニッポニカ)

ゲル(コロイド)
げる
gel
コロイドのなかで、液体を分散媒とする分散系が流動性を失って固化したものをいう。分散質の溶解度が低下したために、互いに連続・連結して網目上の構造をつくり、その中に分散媒が保持されたものを考えてよい。身近なもののなかにも例は多く、ところてんやこんにゃく、ゼラチンなど食品には多数の好例がある。ケイ酸ナトリウム(水ガラス)の水溶液に酸を加えるとケイ酸のゲルができるが、これを乾燥したのがいわゆるシリカゲルである。このシリカゲルのように、ゲルの網状組織から分散媒が除かれて生じた多孔性の組織のことをキセロゲルという。酸性白土や珪藻土(けいそうど)、あるいは高野豆腐(こうやどうふ)などがキセロゲルの実例である。吸着性に富み、その用途はきわめて広い。ゲルは食品などのほか、ソフトコンタクトレンズや固形ガソリン、あるいはクロマトグラフィー用の保持担体など、いろいろと欠くことのできない重要な用途をもっているが、さらに応用の可能性も少なくない。[山崎 昶]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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