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ゲル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ゲル
gel
コロイド溶液 (ゾル) が流動性を失ってゼリー状となったもの。固まった寒天豆腐,こんにゃく,シリカゲルなどはその例。高分子物質またはコロイド粒子がその相互作用により全体として網目構造をつくり,溶媒あるいは分散媒である液相を多量に含んだまま流動性を失った状態のことである。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ゲル(〈ドイツ〉Gel)
コロイド溶液が固まって、半固体ないし固体の状態になったもの。ゲルが分散媒を含んだまま固化したものをゼリーといい、狭い意味ではゲルはゼリーのこと。豆腐・こんにゃく・ゆで卵など。→ゾルジェル

出典:小学館
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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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ゲル(〈モンゴル〉ger)
モンゴルなどの遊牧民が用いる饅頭形をした組み立て式の家屋。骨組みを木で作り、その上をフェルトで覆う。中国語では「パオ」という。

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ゲル
《「ゲルト」の戦前の学生語》金銭。かね。

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岩石学辞典

ゲル
コロイド(colloid)溶液であるゾル(sol)がゼリー状に固化したもの.多量の水などの液体成分あるいは空隙を含むことが多いが,系全体にわたる支持構造をもち,その形状をたもっている.

出典:朝倉書店
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栄養・生化学辞典

ゲル
 コロイド溶液が流動性を失って固化した状態.

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デジタル大辞泉プラス

ゲル
モンゴルの遊牧民が使用する伝統的な移動式住居木製の骨組みにフェルトの覆いをかけ、ロープでとめる組立て式の住居で、壁は円筒形屋根円錐形の伏せたのような形状になる。骨組みは移動時には小さく折りたためるよう工夫されている。「パオ」ともいう。

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世界大百科事典 第2版

ゲル【gher】
モンゴルの椀型天幕家屋。包(パオ)はその中国語。細棒から成る壁部(伸縮自在の矢来組)と屋根部の骨組みに,フェルトをまき(夏は1枚,冬は2枚重ね),獣毛製ロープで縛る。トルコ系のユルタとは,屋根棒がまっすぐな点が異なる。ゲルは軽量で,携帯に楽であり,また組立てと解体が容易で,移動生活に便利である。入口は南面し,内部は中央にがあり,北側が上座,西側が男席,東側が女席で,男席には馬乳酒製造用具,狩猟具など,女席には台所用品長持などが置かれる。

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ゲル【gel】
コロイド分散系の分散粒子間にかなり強い結合力が働き,重力程度の外力によっては破壊されない網状組織をつくってゼリー状に固化した状態をいう。これに対して液状コロイド分散系ゾルという。ゼラチンや寒天のつくるゲルが代表的であるが,各種のゼリー,豆腐,こんにゃく,あるいは生物体や土壌のある部分もゲルと考えられる。液体成分として水をもつものをヒドロゲルhydrogel,有機溶媒をもつものをオルガノゲルorganogelという。

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大辞林 第三版

ゲル
ゲルトの略
かね。金銭。主に戦前の学生語。

出典:三省堂
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ゲル【Gel】
ゾルが流動性を失って固化した状態。コロイド粒子が互いにつながりあって立体網目状構造をとり、その空間を水などの液体が満たしている状態。固化した寒天やゼラチン、シリカゲルなど。弾性のある一様なゲルを一般にゼリーという。ジェル。 → ゾル

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ゲル【gher】
パオ

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精選版 日本国語大辞典

ゲル
〘名〙 (主に戦前の学生用語。「ゲルト」の略) 金銭。〔モダン用語辞典(1930)〕
※女給夕子の一生(1956)〈井上友一郎〉五「だって、ゲル(金)はどうするんだよう? ゲルがないぜ」

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ゲル
〘名〙 (Gel) コロイド溶液中の粒子が互いにつながってゼリー状に固化したもの。また、その状態。ゼラチンや寒天、豆腐、こんにゃくなどのほか、生物体の原形質内などにみられる。⇔ゾル

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ゲル
〘名〙 (gher) 「パオ(包)」のモンゴル名。

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化学辞典 第2版

ゲル
ゲル
gel

液体を分散媒とするコロイド分散系が流動性を失って固化した状態で,分散相の溶解度が低下し,互いに連結して網目構造をとって,そのなかに分散媒が含まれたものと考えられる.したがって,分散媒も分散相も連続していることになり,一般にいちじるしい弾性を示すのが特徴である.寒天やゼラチンは温水中に分散してゾルとなるが,冷却するとゲル状態をとる.その濃度が小さいときには流動性を示すが,弾性もあることが検出される.一般に,糸状高分子は溶媒中でゲルとなりやすい.ケイ酸ナトリウム(水ガラス)の水溶液(アルカリ性)を酸で中和するとゲル化する.これはケイ酸が重合するときに網目構造をとるものと考えられる.これを乾燥したものはシリカゲルとして乾燥剤や触媒担体として用いられる.ゲルの弾性は,あまり希薄でない場合には,温度とともに増大する傾向を示し,ゴム弾性と同様にエントロピー弾性に属するものと考えられている.無定形沈殿をゲル状沈殿などということもある.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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