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コヒーレント

デジタル大辞泉

コヒーレント(coherent)
[形動]《「干渉可能な」の意》波動が互いに干渉しあう性質をもつさま。二つ(または複数)の波の振幅と位相の間に一定の関係があることを意味する。代表的なものとしてレーザー光がある。干渉的。可干渉的。⇔インコヒーレント

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

こひーれんと【コヒーレント】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

コヒーレント【coherent】
整合性・論理的一貫性などの意を表す語。
(波動などが)互いに干渉し合う性質をもつことを表す語。干渉可能な。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

コヒーレント
こひーれんと
coherent
強度の等しい二つの波が重なって干渉するとき、干渉縞(じま)の強度の極小値がゼロであれば、二つの波はコヒーレント(干渉的、可干渉的)であるという。一般に、干渉する二つの波の合成波の強度は、個々の波の強度の和に、干渉の影響を表す干渉項を加えたものに等しい。干渉項は、二つの波が強め合う場所では正の値を、弱め合う場所では負の値をとる。光波の干渉縞についていえば、合成波の強度は明るい縞の真ん中で極大に、暗い縞の真ん中では極小になる。干渉縞の強度の極大値と極小値の差と、それらの和との比を、干渉縞の可視度(見やすさ)とよぶ。これは干渉縞のコントラストの程度を表す量である。コントラストが最高になるのは、暗い縞における強度の極小値が0になる、したがって可視度の値が1.0の場合で、初めに述べたようにこの場合には二つの波はコヒーレントである。干渉縞のコントラストが最低になるのは、干渉縞が全然観察できない場合で、この場合には合成波の強度は二つの波の強度の単なる和に等しく、可視度が0であり、二つの波はインコヒーレント(非干渉的、非可干渉的)であるという。一般には可視度は1.0よりは小さく、0よりは大きい。このような場合には、二つの波は部分的にコヒーレントであるという。ここに述べたような二つの波の干渉についての性質を干渉性または可干渉性とよぶ。光波の干渉性には、光源の面積に関連して生ずる空間的干渉性、光波が完全な単色波でないことによる時間的干渉性がある。レーザー光はコヒーレントな光であり干渉の実験に用いられる。[飼沼芳郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

コヒーレント
〘名〙 (形動) (coherent) 物理で、二つの波が干渉し合うことのできる性質を表わす語。レーザーの放射する光などにみられるが、原子、分子から自然放射によって出る光は、光路差が約一メートル以内でないと、この性質はない。可干渉的。

出典:精選版 日本国語大辞典
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